140分〜149分

SF

サブスタンス (2024年) 142分【ネタバレ・考察】女によるルッキズム社会への復讐。日本版の予告編からは全く想像がつかない展開から、怒涛のラスト。あれだけのことをやっておいて、また驚くようなオチを付けれたのがすごい。噂が噂を呼んで大ヒットしそうな最強ホラー映画。

ネタバレ無し感想この映画、女なら全員が晒されている年齢や外見によるジャッジに対する怒りを徹底的に表現しておきながら、めちゃくちゃエンタメ性が高い作品でした。予告編からは想像できないくらいグロいので苦手な方はご注意ください。あと、日本版の予告編が非常に優秀なので、海外版の予告編は観ずに観にいった方が楽しいと思います。ネタバレ絶対厳禁の映画です。海外版の予告編はみない方がいいかも日本版の予告編では、とある要素が完全に隠されており、本編の展開にめちゃくちゃ衝撃を受けました!UK版の予告編などでは若干描かれてしまうので、この衝撃は受けられなかったと思います。日本版の予告編優秀!海外版の予告編は観ない方がいいかもしれません。映像も脚本もビビットキャラクターや欲望が結構デフォルメされて描かれていた印象です。無駄のない映像美と同様に脚本も無駄がなかったように思います。案外セリフが少ないです。SF設定に関してはなんだこれ!となりますが、そんなことツッコませないほどにテンポが良く、映像の美的センスが独特なので心地よく観れます。映像がオシャレながらホラーとしてもめちゃくちゃ成立していて、社会的なテーマも盛...
ホラー

キュア ~禁断の隔離病棟~ (2016年) 146分【ネタバレ・考察】一応ミステリーなんですが、全くスッキリせずに終わりました。なんだこれ。

ネタバレ無し感想映像は見応えあります。 驚くような映像ばかりで惹きつけられますが、後半になってからもう情報まとめなくても辻褄が合わなくなっていくのでどうでも良くなってきます。頭で考える作品ではなく感覚で雰囲気や映像を楽しむ作品だなと思いました。基本情報A Cure for Wellnessキュア ~禁断の隔離病棟~2016年 146分キャッチコピー『ここから、生きては帰れない。』製作国 : アメリカ/ドイツ/ルクセンブルクアメリカ(アラモ・ドラフトハウス):2016年12月10日アメリカ:2017年2月17日製作費 : $40 million興行収入 : $26.6 millionジャンル:ホラー / ミステリーあらすじNYの金融会社で働くロックハートは会社から、アルプスの療養所に出掛けたまま戻らない社長を連れ戻すように命じられる。現地に着いてもすぐに社長に会えず、ホテルに戻る途中で事故に遭い、先の療養所で治療をすることに。その施設を探るうちに…。※参照元:U-NEXT日本版 予告編英語版 予告編スタッフ監督 : ゴア・ヴァービンスキー脚本 : ジャスティン・ヘイス原作 : (原案)ジ...
ホラー

ツィゴイネルワイゼン (1980年) 145分【ネタバレ・考察】なんだこれは!?夢をそのまま映像化したような映画

ネタバレ無し感想中盤から内容を追うのやめました。 無駄だ!ロジックでは太刀打ちできない!悪夢を見ているような映画でした。これが日本アカデミー賞の作品賞を受賞してたということでなんだか安心しました。ビジュめっちゃいいです。ここまでエログロナンセンスを実写で表現して成功した作品はないんじゃないかと思います。映像美は半端ない。思考が生まれたばかりでロジックによって言語化される前の映画のようでした。支離滅裂でなんとなくわかりそうでわからせてくれない。”意味わかんねえよ!”ってなる人には向いていなさそうな。基本情報Zigeunerweisenツィゴイネルワイゼン1980年 145分キャッチコピー『生きているひとは死んでいて、死んだ人こそ生きているような』制作国 : 日本日本公開 : 1980年4月1日ジャンル:ホラー / ミステリーあらすじ士官学校の教授・青地豊二郎と、元同僚で無頼の友人・中砂糺は、旅先の宿で弟の葬式帰りだという芸者・小稲と出会う。1年後、結婚したという中砂の家を訪ねた青地は、新妻の園を見て驚く。彼女はかつて旅先で呼んだ芸者・小稲と瓜二つだった。※参照元:U-NEXT日本版 予告...
ファンタジー

哀れなるものたち (2023年) 141分【ネタバレ・考察】男目線で描かれたフェミニズム映画。

この映画に関しては誰1人として感情移入できる人がいなかったし、気持ちの悪い”熱烈ジャンプ”のシーンはやたら長くて汚くて苦痛だったし、なんで評価されているのか全くわからない映画でした。笑世界観に入れなかった私にはちょっときつかった!笑