音楽が良い

エロティック・スリラー

ベイビーガール (2024年) 115分【ネタバレ・考察】また女の性の開放をまた描くの?と思ったらポリアモリーやEQ、ジェネレーションギャップなど、どこか新時代的な内容の映画だった。20年後にまた観たい。

ネタバレ無し感想このタイプの主人公の第一人者でしょう! あるいは二度とこのタイプの主人公は現れないでしょう!笑それにしても大御所にして、ここまで恥部を曝け出したニコール・キッドマンには感服です。ホンモノ過ぎる。本作でより一層ファンになりました。個人的には女性のオーガズムシーンNo.1のインパクトがある映画です。鑑賞直後はそこまで高評価ではなかったのですが、鑑賞後にどんどん評価が上がりました。しかも観たことのないタイプの映画過ぎて、観た直後は消化不良を起こしていましたが、時間が経てば経つほど面白いです。さすがA24が配給する作品、新しい価値観をぶつけてきます。フェミニズム的な始まりですが、それよりZ世代との価値観のギャップに戸惑いながらも、その新しい価値観によって解放される作品に見えました。爆笑できるシーンもちょいちょいあったので早くもう1回観たい。とにかくいろんな年齢層、性別の人の感想が聞きたくなりました。人によって視点がだいぶ変わりそうなので、ある種のリトマス試験紙になり得そうな作品です。基本情報Babygirlベイビーガール2024年 115分キャッチコピー『やめないで』キャッチコ...
アクション

シンパシー・フォー・ザ・デビル (2023年) 90分【ネタバレ・考察】ニコラス・ケイジのファン必見。ニコラス・ケイジのコミカルな怪演で最後まで引っ張っていった映画。言葉にできない気持ちになるラスト。

ネタバレ無し感想音楽の使い方がよく、映像の色合いも個性的でライトが効果的に使われていた印象でしたが、ニコラス・ケイジでなければ最後まで見ていられなかっただろうなと思いました。不思議とテンポの悪さは感じませんでした。退屈を感じる直前で場面が変わったり、クールな音楽が流れたり、ニコラス・ケイジが変なことをし始めたり。最後まで退屈せずに見ることができましたが、上級者向けな作品なのではという印象です。個人的には、内容はそんなに面白くなかったけど、俳優が良かったので面白い映画という印象になった作品です。ニコラス・ケイジのファンは必見の作品なのではないでしょうか。物語にはいまいち乗れなかったが、俳優の演技が良くて最後まで楽しめた作品の一つでした。シンパシー・フォー・ザ・デビルの意味シンパシーとは同情や哀れみという意味があるため、『悪魔への哀れみ』となるのではないでしょうか。ローリング・ストーンズの曲に同名の歌がありますが多分本作とはまるで関係ないですね。その曲の邦題は『悪魔を憐れむ歌』となっています。基本情報Sympathy for the Devilシンパシー・フォー・ザ・デビル2023年 90...