
アメリカン・サイコ (2000年) 102分【ネタバレ・考察】資本主義のディストピア。エリート男の無様な姿を見ることができるポリコレの先駆け。モラハラの極地にいる主人公が自分に対してもモラハラをする、案外笑えるサイコスリラー。
ネタバレ無し感想イケメンで高学歴で金持ちな完璧なエリート男が殺人衝動を抑えることができないという内容のスリラー映画でした。 テンポ良くて、思っていたよりコメディで、思っていたよりグロは控えめなので観やすかったです。あまりにも主人公が無様で幼稚に描かれていて、男の嫌なところが詰まっているなと思って調べたらこの映画、女性監督の作品でした。この時期の作品って資本主義社会へのアンチテーゼ的な映画が多いですね。ファイト・クラブやアメリカン・ビューティーもそんな映画だったし。当時の空気感ってこんな感じだったんかね。現代でも通用するテーマでした。本作は資本主義社会へのアンチテーゼに加えて、案外ポリコレ的な側面があったように思います。基本情報American Psychoアメリカン・サイコ2000年 102分キャッチコピー『僕は最高に満ちたりている』キャッチコピー(英語)『 』製作国 : アメリカ日本公開 : 2001年5月3日アメリカ:2000年4月14日製作費 : $7,000,000興行収入 : $34,266,564ジャンル:ホラー / コメディ / コメディ・ホラーあらすじ1980年代、ニュ...