女が怖い映画

クライム

ガール・ウィズ・ニードル (2024年) 115分【ネタバレなし感想】今まで観たことないタイプのとんでもないホラー。人によってはガチのトラウマ映画。一歩間違えたら上映禁止レベルの内容。良質な胸糞映画を摂取したいという方にオススメ。

ネタバレ無し感想常軌を逸したホラー映画はなぜかいつも幸福度ランキング上位国で産まれる謎。 本作はデンマークの胸糞映画です。この映画、やば過ぎる。実話ベースじゃなかったら上映禁止になってたんじゃないかというぐらいやばい。内容として胸糞映画を作ってやろうと思っている人なら誰しも1番最初に思いつくと思うのですが、誰もこの一線を越えようとは思わないポイントです。倫理的に今までどの映画も踏み越えられなかった一線を、本作は実話であるという点を盾に踏み越えてます。映像はグロくないどころか、映像は非常に美しいです。音もかなり効果的に使われており、緊張感がずっと続きます。個人的にこの緊張感の演出は直近でみた教皇選挙に近かったです。張り詰めています。一呼吸おかせてくれません。ずっと休ませてくれません。教皇選挙とガール・ウィズ・ニードルを連続で観たら、凝ってない肩が凝ると思います。実話ベースですが、事前情報を一切見ずに観た方がショッキングで良いと思います。妊娠中の方や、赤ちゃんが出てくるホラーが苦手だったり、赤ちゃんや子供が酷い目に遭う映画がダメな方は心理的負担が大きいかもしれません。視聴の際はご注意くださ...
B級ホラー

ソフト/クワイエット (2022年) 92分【ネタバレ・考察】ヒス女たちにめっちゃイライラするし胸糞悪い。”Karen”たちによる人種差別&集団ヒステリーホラー。

ネタバレ無し感想これは凄い。どれだけ撮影大変だったんだろう。 全編ワンカットで迫力があります。息苦しい映画です。もはや殺人と集団ヒステリーの犯罪ドキュメンタリーです。空気感の演出が生々しくて現場にいるような気分になります。個人的には序盤の方がめちゃくちゃ緊張感ありました。そして俳優たちが大丈夫か心配。この内容だと本人たちに殺害予告とかきてそう。主人公役の女性すごく良かったです。実際に世界中に拡散された人種差別動画を元に製作された作品ということらしいです。基本情報Soft & Quietソフト/クワイエット2022年 92分キャッチコピー『それは、しずかで、やさしい”怪物”』キャッチコピー(英語)『An american nightmare』製作国 : アメリカ日本公開 : 2023年5月19日アメリカ:2022年11月4日ジャンル:ホラー / モキュメンタリー / スリラーあらすじ幼稚園に勤めるエミリーと5人の女性たちは白人至上主義のグループを結成する。多様性を重んじる風潮、有色人種や移民を毛嫌いする6人は、日頃の不満や過激な思想を共有して盛り上がる。そして彼女たちは立ち寄った食料品店...
サイコホラー

Pearl パール (2022年) 102分【ネタバレ・考察】自己中・他責思考・サイコパス・自意識過剰・ヒステリー、人格破綻女によるホラー。

ネタバレ無し感想『私は生きたいように生きるの。』 ってお前のことは到底応援できねーよw本作は3部作の2作品目です。Xに出てきたおばあちゃんの過去が本作で描かれるのでリリース年と映画内の年代が逆行してます。個人的にはXは中弛みしたイメージなので本作の方がビジュアル的にもテンポ的にも演技的にも面白かったです。これはやばい。関わりたくない。この家族地獄です。可愛い色合いの映像と迫真の演技。見応えあるホラー映画でした。狂気のラストシーンはたまらないですね!あと昔から武器は変わってなかったんだ!笑基本情報PearlPearl パール2022年 102分キャッチコピー『スターになるの』製作国 : アメリカ日本公開 : 2023年7月7日アメリカ:2022年9月16日興行収入 : $9,423,445レイティング : R-15ジャンル:ホラー / サイコホラーあらすじ1918年、テキサス。 スクリーンの中で踊る華やかなスターに憧れるパールは、敬虔で厳しい母親と病気の父親と人里離れた農場に暮らす。外の世界への憧れが募っていたある日、地方を巡回するショーのオーディションがあることを聞きつけ参加を望むが…...
サイコホラー

屋敷女 (2007年) 83分【ネタバレ・考察】世界中でカットにカットを重ねられた、妥協なきグロ映画。とんでもない映画。

ネタバレ無し感想容赦ないグロゴアでテンポ良くて面白かったです。 一応、5行くらいで書き終わってしまいますが物語もちゃんとあります。思ってたより切ないラストでした。グロ表現が本当に酷いのでご注意ください。私は休憩を挟まないと最後まで観れませんでした。最初はあんまり予算なかったのかな?という質感だったのであまり期待していなかったのですが、案外ちゃんと作られていました。グロゴア表現が常軌を逸しています。ところどころ個性ある映像も差し込まれていて、見応えあります。無駄なセリフがないのですが最後まで見てしまいます。基本情報À l'intérieur/Inside屋敷女2007年 83分キャッチコピー『この女、凶暴につき。』製作国 : フランス日本公開 : 2008年6月21日フランス:2007年6月13日アメリカ:2007年10月17日レイティング : R18+ジャンル:ホラー / ボディホラー / スプラッター / スリラーあらすじクリスマス・イブの夜。出産を翌日に控えた妊婦・サラの家に、黒い服を着た長い髪の見知らぬ女が忍び込んでくる。女は巨大なハサミを手に、サラに襲いかかる。信じられない衝撃...
B級ホラー

キャリー (1976年) 98分【ネタバレ・考察】一番怖いのは男性嫌悪が派生して女体嫌悪が混じったカルト母

ネタバレ無し感想初めてアメリカのスクールカーストやいじめについて描かれた作品だそうです。B級映画として満足度が高かったです。とにかく女優がすごい。あと映像もすごい。本当に面白い。血の量もB級感満載で楽しい。母娘の共依存関係とか、性的物への嫌悪感の表現とか、ドロドロ要素は薄めでした。しかしその分内容は割とストレートでライトな仕上がりで後腐れないです。映像はかなり冒険しています。そこは今となっては大した型破りではないと思いますが当時は結構衝撃だったのかな?それにしても映像が面白いです!クライマックスの映像なんて超かっこいい!女優さん、綺麗なのにめちゃくちゃ怖い!あとちょっとだけミストを思い出しました。母親から見たら成長していく娘ってこんな怖いのかしら?基本情報Carrieキャリー1976年 98分製作国 : アメリカ日本公開 : 1977年3月3日アメリカ:1976年11月3日製作費 : $1,800,000興行収入 : アメリカ・カナダ:$33,800,000日本:5億7200万円レイティング : R-15ジャンル:ホラー / ミステリー / 実写化あらすじ冴えない容姿とおどおどした態度...
クライム

ミザリー (1990年) 108分【ネタバレ・考察】ホラー初心者にもオススメしたい最狂女サイコパス映画。

ネタバレ無し感想これは怖い!ストーカー・サイコパス女の超怖い映画です! テンポ良い!人物描写も良い!演技も最高!アニー役のキャシー・ベイツの演技力が本当に本当に素晴らしかったです。アニー以外の姿が想像つかない。演技うま過ぎる。なかなか魅力的なサイコキラーでした!これは面白かった!基本情報Miseryミザリー1990年 108分キャッチコピー『あなたが殺したミザリーを、私が生きかえらせてあげる。 』キャッチコピー(英語)『Paul Sheldon used to write for a living. Now, he’s writing to stay alive.』製作国 : アメリカ日本公開 : 1991年2月16日アメリカ:1990年11月30日製作費 : $20,000,000興行収入 : アメリカ:$61,276,000ジャンル:ホラー / クライムあらすじ人気作家、ポール・シェルダンは大雪の中、車で大事故を起こし重傷を負う。付近に住む元看護婦でポールの熱烈なファンだと名乗るアニー・ウィルクスに助け出され、献身的な介護を受ける。しかし、アニーはポールの最新刊の内容を知ると態度を...
コメディ

恐怖のメロディ (1971年) 108分【ネタバレ・考察】ストーカーという概念が定着していない時代のストーカー・ホラー

”ストーカー”という概念自体がなかった時代の映画です。本作、恐怖のメロディはクリント・イーストウッドの監督デビュー作です。さては実体験でしょ。女怖い系の映画です。ホラー慣れしている方はそんなに怖くないかも。古い作品ですが個人的にはとっても面白かったです。
ホラー

RAW~少女のめざめ~ (2016年) 99分【ネタバレ・考察】グロがリアルすぎて内容が入ってこない。いつかもう一度見たい映画

テンポ遅くて集中力を削がれ、そしてグロがリアルで話が入ってこない。 全然意味がわからなかった作品。ある意味手の上で転がされていたような。こういうリアルなグロは苦手なのでグロ削除版を観てみたい。ただ話のテンポ悪いのでちょっと短くして欲しい。グロのクオリティがめっちゃ高かったです。というか全体的に映像のクオリティ高いです。
ドラマ

小さな悪の華 (1972年) 103分【ネタバレ・考察】エロティックで危ない少女2人の秘密。青春サタニズム映画。

ネタバレ無し感想テンポが悪いので覚悟してみないといけませぬ。 そんなにクオリティが高くない印象です。少女2人のエロティック・ジュブナイル・ゴシック・アンチクライスト・ホラーフレーバーな作品でした。個人的には好みな設定・テーマでした。でも女優も微妙。演技力も微妙。映像も微妙。どうやら自主制作映画だったみたいです。リメイクして欲しいかも。こういうアンチクライスト映画は作ってくれないだろうけどソフィア・コッポラにリメイクして欲しい作品でした。映画内での設定は14歳でおっぱいが出てきますが、女優さんたちは撮影当時18歳超えているのでご安心ください。基本情報Don't Deliver Us from Evil/Mais ne nous délivrez pas du mal小さな悪の華1972年 103分キャッチコピー『二人だけの美しく恐ろしい秘密の世界』制作国 : フランス日本公開 : 1972年3月4日フランス:1971年4月5日(カンヌ国際映画祭)ジャンル:ドラマ / ホラーあらすじアンヌとロールは、カトリック系の厳しい寄宿学校に通いながら、暗黒文学に沈溺する15歳の少女。彼女たちは学校が...