


サブスタンス (2024年) 142分【ネタバレ・考察】女によるルッキズム社会への復讐。日本版の予告編からは全く想像がつかない展開から、怒涛のラスト。あれだけのことをやっておいて、また驚くようなオチを付けれたのがすごい。噂が噂を呼んで大ヒットしそうな最強ホラー映画。

VIDEOPHOBIA (2019年) 88分【ネタバレ・考察】下手くそインランドエンパイア!外国人が喜びそうな日本の風景がふんだんに映される。無気力なバカ女が性被害に遭って、荒唐無稽なラストへと向かう変な映画。ただイライラして疲労したという点ではホラーだった。

まる (2024年) 117分【ネタバレ・考察】ずっとダラダラしている映画。面白くなりそうなのに、何故かいちいち退屈でクサイ描写。見どころがない。穏やかすぎるジョーカー。クリエイターは共感できるところが多いのかも。

終わりの鳥 (2023年) 110分【ネタバレ・考察】ポスターの印象とは違い、ダメな母親の成長物語。A24に苦手意識ある人でも観やすいかも。ファンタジーなのに現実的で、悲しいのに解放的な、死の必然性についてリアルにコミカルに描いた不思議な空気感の作品。

ウィッカーマン (2006年) 101分【ネタバレ・考察】走る!走る!走る!とにかくニコラス・ケイジが走る!アメリカナイズしてしまった結果、とんでもなく浅く安っぽい作品になってしまったガッカリ映画。

ウィッカーマン(劇場公開版) (1973年) 88分【ネタバレ・考察】ミッドサマーに影響を与えたフォークホラー。まさかのミュージカルテイスト。キリスト教と異教徒の対立。緻密な脚本と奇妙な映像。地獄のエンディングからのスタッフロールに衝撃。

シンシン/SING SING (2023年) 107分【ネタバレ・考察】「グリーンマイル」、「ショーシャンクの空に」を圧倒的に凌駕する刑務所映画の傑作。綺麗事に頼らず、地に足が着いた切実な刑務所映画。その場にいるかのようなリアリティ。痛みも温もりも描かれており、魂を感じる名作。

マルセル 靴を履いた小さな貝 (2021年) 90分【ネタバレ・考察】とにかく可愛いくて笑える素敵な物語で心が浄化される映画。製作期間7年のA24によるストップモーション×実写。掘り出し名作。
