
アリス・スウィート・アリス (1976年) 108分【ネタバレ・考察】本国ではカルト的に人気な作品。個人的には微妙だった作品。
ネタバレ無し感想なんか軸がない映画でした。 サスペンスなので話が二転三転するのはいいんですが誰を軸に話を進めてんのか散乱している感じ。内容も登場人物もガタガタな感じ。俳優が良かったので残念でした。映像は確かに面白いところありましたがこれはやばい!凄い!みたいなこともなく、あんまり面白くなかったです。ただ個性的なキャラクターを作るのはうまいと思いました。あの大家の造形とかインパクト強いし、レインコートとマスクはキャッチーでいいですよね。誰かリメイクしてくれ〜。映画の背景タイトルがコロコロ変わっています。最初は『Communion (聖体拝領)』というタイトルでアメリカのシカゴで上映されましたが、アライド・アーティスツ・ピクチャーズ・コーポレーションに買い取られ、『Alice, Sweet Alice』というタイトルになりました。公開当初、イギリスではビデオが押収・没収され、アイルランドでは明らかに反カトリック的なテーマのため物議を醸したそうです。その後、マスター等の紛失により長らく幻の作品となっていたが、2019年にオリジナルネガが発見され、2Kスキャンでデジタル修復された。それにより、...