バイオレンス

アクション

シンパシー・フォー・ザ・デビル (2023年) 90分【ネタバレ・考察】ニコラス・ケイジのファン必見。ニコラス・ケイジのコミカルな怪演で最後まで引っ張っていった映画。言葉にできない気持ちになるラスト。

ネタバレ無し感想音楽の使い方がよく、映像の色合いも個性的でライトが効果的に使われていた印象でしたが、ニコラス・ケイジでなければ最後まで見ていられなかっただろうなと思いました。不思議とテンポの悪さは感じませんでした。退屈を感じる直前で場面が変わったり、クールな音楽が流れたり、ニコラス・ケイジが変なことをし始めたり。最後まで退屈せずに見ることができましたが、上級者向けな作品なのではという印象です。個人的には、内容はそんなに面白くなかったけど、俳優が良かったので面白い映画という印象になった作品です。ニコラス・ケイジのファンは必見の作品なのではないでしょうか。物語にはいまいち乗れなかったが、俳優の演技が良くて最後まで楽しめた作品の一つでした。シンパシー・フォー・ザ・デビルの意味シンパシーとは同情や哀れみという意味があるため、『悪魔への哀れみ』となるのではないでしょうか。ローリング・ストーンズの曲に同名の歌がありますが多分本作とはまるで関係ないですね。その曲の邦題は『悪魔を憐れむ歌』となっています。基本情報Sympathy for the Devilシンパシー・フォー・ザ・デビル2023年 90...
スリラー

セルビアン・フィルム (2010年) 104分【ネタバレ・考察】アイディア一本勝負で面白くなかった作品。

ネタバレ無し感想落ちこぼれ元ポルノスターが大金のために撮影内容も知らされないまま""アート作品""の出演を承諾したところ、家族諸共悲惨な目に合うという話です。テンポ遅いです。スリラーとしても面白くありません。”これやばくね?w”というアイディア一本勝負で作ったんだろうなという作品です。こうして考えてみるとトム・シックスって偉大ですね。グロですが、あんまりリアリティはないのでその点はそこまでではないです。ただ内容の胸糞悪さ、気持ち悪さ、悪趣味さは半端じゃない。おすすめはしません。基本情報A Serbian Filmセルビアン・フィルム2010年 104分キャッチコピー『俺の身に、一体何が起こったのか』制作国 : セルビア日本公開 : 2012年1月21日セルビア:2010年6月16日レイティング : R18+ジャンル:ホラー / スリラー / バイオレンスあらすじポルノスター・ミロシュは現役を引退し、妻マリア、幼い息子ペタルと共に暮らしていたが、中々仕事に恵まれず困窮していた。 そんなある日、ミロシュはかつて共演したレイアから海外向けの大作ポルノに出演しないかとの誘いを受ける。高額のギャ...
B級ホラー

黄龍の村 (2021年) 66分【ネタバレ・考察】SNSで話題になったZ世代のZ世代によるZ世代のためのB級低予算映画。

ネタバレ無し感想映像のクオリティとしてはそんなにです。グロいシーンもありますが、そんなにクオリティ高くないのでグロが苦手でも観れると思います。案外社会派なテーマを持っていて、展開も面白いので低予算B級映画がお好きの方は楽しめると思います。前半のクソミッドサマー擬きに退屈して限界が来るかもしれませんが、後半まで耐えてください。言えることはそれだけです。読み方は"こうりゅうのむら"でした。基本情報YELLOW DRAGON'S VILLAGE黄龍の村2021年 66分キャッチコピー『これ、村の決まりやから』制作国 : 日本日本公開 : 2021年9月24日レイティング : PG12ジャンル:ホラー / スラッシャー / バイオレンスあらすじ夜の街でキャンプに行こうと盛り上がる大学生の北村優希ら8人の若者たち。バーベキューを楽しんでからキャンプ場へ向かう道中、携帯もつながらない山の中で車がパンクしてしまう。助けを求め歩くうちに、彼らは龍切村という見知らぬ村にたどりつく。※参照元:U-NEXT予告編日本版 予告編英語版 予告編スタッフ監督 : 阪元裕吾脚本 : 阪元裕吾配給 : ラビットハウス...