洋画

B級ホラー

クラウン (2014年) 100分【ネタバレ・考察】ピエロのコスチュームに父親が乗っ取られる。切なく悲しいB級低予算ホラー。

ネタバレ無し感想細部にこだわりを感じるアーティスティックな絵作りでした。 脚本が雑なところもあった印象でしたが、B級映画としては満足度高いです。 映像も効果音もしっかりしています。知らない人しか出ていないのですが、俳優の演技もよかったです。物語はサクサク進みます。思っていたよりも面白いB級映画でした。基本情報Clown クラウン 2014年 100分キャッチコピー『みんな、おいでよ』 キャッチコピー(英語)『The kids aren't alright.』 制作国 : アメリカ日本公開 : 日本未公開 イタリア:2014/11/13アメリカ:2016/6/17 制作費 : $1.5 million 興行収入 : $2.3 million レイティング : R15+ ジャンル:ホラー / スプラッター / ボディーホラー あらすじ映画史上、もっとも残虐で、悲しいクラウン(ピエロ)が誕生した。 息子の誕生日にクラウンの衣装を着て祝った父ケント。だが衣装が脱げない! やがてその衣装が肌の一部になり始め自分が変わり始めていることを感じ取る。 呪われた衣装の謎は、かつて子供たちをむさぼり喰って...
SF

E.T. (1982年) 115分【ネタバレ・考察】こんな可愛い100%で作られた映画があるのか。これは道徳の授業。

ネタバレ無し感想スピルバーグさんはワクワクさせるのがお上手。 オープニングから心掴まれました。 音楽、音、映像、キャラ、全て興味がそそられる! これはめちゃくちゃ楽しい。今見ても画面映えする名作です。 大人になってから観ても楽しめる名作。スピルバーグさん、さてはかなりの子供好きだねw じゃないとこんな可愛い映画作れないでしょwE.T.もメイン子役3人もその他の子供たちもめちゃくちゃ可愛い。 とにかく可愛い。これは映像観て頂かないと伝わらない可愛さです。純粋な感情を思い出して泣ける名作です。基本情報E.T. The Extra-TerrestrialE.T.1982年 115分キャッチコピー『これはぼくと、ぼくのトモダチとのお話。』制作国 : アメリカ日本公開 : 1982年12月4日アメリカ:1982年6月11日制作費 : $10,500,000興行収入 : 世界:$792,910,554アメリカ:カナダ$437,141,279日本:135億円(再公開も含む)日本:8億円(20周年特別版)配給収入日本:96億2000万円ジャンル:ファンタジー / コメディ / ドラマ / SF / フ...
B級ホラー

プー あくまのくまさん (2023年) 84分【ネタバレ・考察】ツッコミし続けられるか!?B級低予算映画からの挑戦状。

ネタバレ無し感想酷評されていると聞いたら観たくなるシリーズです。 酷評されているという事前情報があるだけに、期待値が底を付くので観た後の満足感が高い。笑これは観る側のツッコミ力が試される作品です。 近年、インタラクティブアートが流行っていますからね。 ぽけ〜と観て文句言うくらいならこのコントに参加しますわね。ボケの応酬に、どれだけこちらがツッコめるか勝負です。 相席食堂方式でB級映画好きの友達と観るのに最適でした。 友達と突っ込みながら観たら盛り上がると思います。基本情報Winnie-the-Pooh: Blood and Honey プー あくまのくまさん2023年 84分 キャッチコピー『はちみつはもう飽きた』キャッチコピー(英語)『This ain't no bedtime story』制作国 : イギリス日本公開 : 2023/06/23イギリス:2023/03/10制作費 : 10万ドル(約1400万)興行収入 : 520万ドル(約7億3000万)レイティング : R15+ジャンル:ホラー / スラッシャー / バイオレンス / スプラッター あらすじ楽しい冒険に満ちた日々が...
アート

ベニスに死す (1971年) 131分【ネタバレ・考察】未成年の美少年に恋したショタコンおじさんの自分語り。なんで名作とされているのかわからない作品。

ネタバレ無し感想テンポおっそ!?よく言えば優雅なんでしょう。笑テンポ遅いわ、同じ展開の繰り返しだわ、台詞もほぼないわ、、、。 苦痛で何度か中断しながらみました。笑 私は美青年は好きですが、人柄が描かれないと好きになれないので、本作の醍醐味であろう美少年の美貌にウットリもできず。一目惚れ経験があったり、見た目だけで人に好意を抱ける人の方が主人公に感情移入できて本作を楽しめたんじゃないかと思います。基本情報Death in Venice ベニスに死す1971年 131分ジャンル:ドラマ / ロマンス制作国 : イタリア/フランス/アメリカ合衆国 公開 日本 : 1971/10/23 イギリス:1971/3/1 イタリア:1971/3/5 フランス:1971/5/23 あらすじ  1911年、老作曲家のアシェンバッハは静養のためイタリアのベニスに訪れた。そして、宿泊先のホテルで美の化身のような少年・タジオを見かけ、一瞬で心を奪われる。想いを抑えきれないアシェンバッハだったが、その頃ベニスでは疫病が蔓延し始めていた。※参照元:U -NEXT予告編日本版 予告編英語版 予告編スタッフ監督 : ル...
B級ホラー

テリファー 聖夜の悪夢 (2024年) 125分【ネタバレ・考察】おもてなし100%のB級ホラー映画。ホラー映画好きを満足させるためだけに作られた強烈な名作。

ゴア表現、ストーリー性、音楽の使い所、殺し方のバリエーション、胸糞の悪さ、芸術性、 テリファー 聖夜の悪夢では、全てが前作を上回ってます。シリーズものはシリーズが進むにつれ、物語は希薄になり、観たことあるようなシーンが続き、つまらなくなっていくのが相場です。しかし、テリファーはシリーズが進むにつれて面白くなる前代未聞のホラー映画。テリファー 聖夜の悪夢、すごかった。テリファー0はなんだったんだよ!
B級ホラー

テリファー 終わらない惨劇 (2022年) 138分【ネタバレ・考察】シリーズが進むにつれて面白くなる新体験。着実に進化しているB級ホラー!

ネタバレ無し感想1と立て続けに観た方が確実に楽しめます。前作(テリファー)、前前作(テリファー0)と比較して、もっとも内容がある作品でした。ようやく普通の映画になったなという感じ。人物描写もきちんとしていて、物語があります。設定も明確に描かれているし、映像も段違いでレベルが上がっています。制作費でたのかな。前作のテリファーが、内容薄かったけど、ちょっと退屈だったけど、なんだかんだ最後まで見ちゃったな、という方にはオススメです。グロもパワーアップしていて、物語も追加されています。前作のテリファーを見ていなくても、問題なく楽しめると思います。どのみちテリファーとテリファー0はほとんど内容がないので観たことない方でも大丈夫です。基本情報Terrifier 2テリファー 終わらない惨劇2022年 138分キャッチコピー『全米が吐いた!?』キャッチコピー(英語)『WHO'S LAUGHING NOW?』制作国 : アメリカ日本公開 : 2023/06/02アメリカ公開:2022/10/06制作費 : $250,000興行収入 : アメリカ:10,640,105世界: $15,065,239レイテ...
B級ホラー

テリファー (2018年) 84分【ネタバレ・考察】B級映画好きの心理を知り尽くしたグロ・ゴア映画。

ネタバレ無し感想結構グロいですが、B級スプラッターに見慣れている人なら余裕だと思います。 ツッコミながら観ると笑いながら観れるB級映画だと思います。前作の『テリファー0』と同様に、ストーリーはほとんど無いので、 脳死でグロを楽しむのに最適です。 B級映画好きがB級映画に求めるものを満たしてくれるのでオススメです。基本情報Terrifierテリファー2018年 84分キャッチコピー『ギコギコしちゃうぞ♪』制作国 : アメリカ日本公開 : 2023年5月5日アメリカ:2018年3月15日制作費 : 10万ドルレイティング : R18+ジャンル:ホラー / スラッシャー / ゴア / バイオレンス / スプラッターあらすじハロウィン・パーティの帰り、タラとドーンはダイナーでピエロメイクをした男と出会う。タラたちはすぐに店を出るが、停めておいた車がパンクしていた。タラは姉に電話して迎えに来てもらうことにするが、その裏でピエロ男はダイナーの店員を殺害していた。※参照元:U -NEXT予告編予告編 日本版予告編 英語版スタッフ監督 : ダミアン・レオーネ脚本 : ダミアン・レオーネ製作 : ダミア...
B級ホラー

テリファー0 (2013年) 83分【ネタバレ・考察】伝説の極悪ピエロ”アート・ザ・クラウン”の前日譚。見るのをやめられないB級低予算映画。

ネタバレ無し感想つまらないかも!?という序盤だが、耐えてテリファー0を見れば、次の「テリファー」がより面白くなるのは確実です。笑お膳立て映画!笑テリファー0単体で高評価するのはちょっと難しいかも!笑かなりの低予算B級映画であることは間違いありませんが、監督の才能を確実に感じることができます。ただ、テリファー・シリーズが大好きな方か、B級映画好きとか、どんな作品でも見る方でない限り、手放しにオススメはできません。笑基本情報All Hallows' Eveテリファー0 2013年 83分キャッチコピー『全ての惨劇はここから始まった。残酷ピエロ、ここに誕生。禁じられた前日譚。』キャッチコピー(英語)『COME OUT AND PLAY』制作国 : アメリカ日本公開 : 日本未公開DVD発売:2013/10/29レイティング : R18+ジャンル:ホラー / スラッシャー / ゴア / バイオレンス / スプラッターあらすじハロウィーンの夜。子守りをしていたベビーシッターのサラは、ハロウィーンのお菓子の袋の中に古びたビデオテープを発見する。ビデオテープを見たいという子供たちに押されて渋々再生す...
B級ホラー

拷問男 (2012年) 107分【ネタバレ・考察】グロゴアの皮を被った地に足の着いた社会派スリラー。完全に邦題で損している良質低予算映画。泣いた。結構胸が痛くなる展開。

ある種のタイトル詐欺。原題の”Daddy’s Little Girl”のままの方が良かったと思います。B級スプラッターかと勘違いさせる完全な邦題ミスです。拷問男というタイトルで”ムカデ人間”や”ホステル”のような映画を想像した人は多いんじゃないでしょうか。人権ガン無視で人体破壊をしまくるヤバい男が出てくる映画かと思ってしまいました。
まさかこんな良作だったとは。