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川の底からこんにちは (2010年) 112分【ネタバレ・考察】登場人物全員にイライラする稀有な開き直り映画。唯一無二の個性強強映画。

ネタバレ無し感想なんだこれ!笑日本でしか作れないコメディですね笑登場人物、みんなにイライラするので、鑑賞後感もモヤっとして終わります。このモヤモヤしたまま終わる感じ、なんかめっちゃ日本っぽいって思いました。一応、開き直り映画なので、最後はスッキリするのかと思ったら全然スッキリしない。笑登場人物が全員のように自閉的で他人のこと考えられていない。会話通じないし、言語化能力低いし、観ててめちゃくちゃイライラします。これだけ登場人物、全員に好感を持てない映画も珍しいんじゃないか。他の映画では味わえない感覚になる映画だったので、珍味的な意味で観てよかったです。基本情報Sawako Decides川の底からこんにちは2010年 112分キャッチコピー『人生・・・もうがんばるしかない』制作国 : 日本日本公開 : 2010年5月1日ジャンル:ドラマ / ファミリー / コメディあらすじOLの木村佐和子は上京して5年目で、仕事もさほど熱心ではなく、恋人の健一はバツイチで子持ちの上司という、妥協だらけの人生を送っていた。そんな彼女にある日父が入院したという知らせが入り、田舎に戻って家業のしじみ工場を急き...
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こちらあみ子 (2022年) 104分【ネタバレ・考察】残酷なほどリアルに発達障害の女の子を描いた作品。

ネタバレ無し感想ADHD+ASD+LDの女の子を定点観測したかのような映画でした。風変わりではないです。完全に発達障害です。映画を売り出す時に発達障害という文言を使うと、どこかあみ子に対して批判的な気がするので風変わりと柔らかい言葉にして良かったと思います。ただ、事前情報ゼロで観始めたので、てっきりサクッと観れる田舎のおてんば娘の話かと思って再生してしまいました。かなり重い話だったのでご注意ください。基本情報AMIKOこちらあみ子2022年 104分キャッチコピー『応答せよ、応答せよ こちらあみ子、こちらあみ子』制作国 : 日本日本公開 : 2022年7月8日ジャンル:ドラマ / ファミリーあらすじあみ子はちょっと風変わりな女の子。優しいお父さんとお兄ちゃん、書道教室の先生でお腹に赤ちゃんがいるお母さん、憧れの同級生・のり君たちと元気に過ごしていた。だが、彼女のあまりに純粋無垢な行動は、周囲の人たちを否応なく変えていく…。※参照元:U-NEXT日本版 予告編英語版 予告編スタッフ監督 : 森井勇佑脚本 : 森井勇佑原作 : 今村夏子製作 : 南部充俊/飯塚香織製作総指揮 : 近藤貴彦音...
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嫌われ松子の一生 (2006年) 130分【ネタバレ・考察】メンヘラのメカニズムがわかる。めちゃくちゃメンヘラ解像度が高い皮肉なミュージカル映画。

ネタバレ無し感想嫌われて当然なバカ・メンヘラ・アダルトチルドレンな底辺女を徹底的にバカにしたコメディ・ミュージカルでした。絵力が強く、展開も速い。さらに画面の情報量も多く、彩度もビビットなので胃もたれしました。 登場人物も多いし、130分と2時間越えの作品なので 体力がある時に観た方がいいかもしれません。初視聴の時は私のコンディションの問題だったのか、どちらかというとこの映画嫌いでした。基本情報Memories of Matsuko 嫌われ松子の一生 2006年 130分キャッチコピー『松子。人生を100%生きた女。』 ジャンル:邦画 / コメディ / ミュージカル / ロマンス / ドラマ制作国 : 日本 日本公開 : 2006/05/27 興行収入 : 13.1億円 あらすじ  昭和22年に福岡に生まれ、幸せな人生を夢見ていた少女・松子。やがて彼女は中学校の教師になるも、生徒が犯した罪を被り辞職する。そこから始まる転落人生。彼女と面識もなかった甥の青年が、その悲劇的な一生をたどっていく。※参照元:U -NEXT予告編スタッフ監督 : 中島哲也脚本 : 中島哲也原作 : 山田宗樹『嫌...