コメディ

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恐怖のメロディ (1971年) 108分【ネタバレ・考察】ストーカーという概念が定着していない時代のストーカー・ホラー

”ストーカー”という概念自体がなかった時代の映画です。本作、恐怖のメロディはクリント・イーストウッドの監督デビュー作です。さては実体験でしょ。女怖い系の映画です。ホラー慣れしている方はそんなに怖くないかも。古い作品ですが個人的にはとっても面白かったです。
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ドレミファ娘の血は騒ぐ (1985年) 80分【ネタバレ・考察】超有名監督の初期作品。意味がわからなすぎるでおすすめはしません。

ネタバレ無し感想冒頭にエンドロールが来るってことは!?なにか最後にあるのかしら!?って勝手に期待してました。 期待通りで嬉しいです。序盤30分さえ耐えれば面白くなってくるので頑張ってください。結構しんどかったです。すっごく詩的でヨーロッパ映画っぽい雰囲気の映画です。恥ずかし体験がテーマの作品ということだからなのか、共感性羞恥はかなり刺激される作品でした。エロいシーンはあんまり期待しない方がいいかもしれません。むしろエロいシーンは笑えます。基本情報Bumpkin Soupドレミファ娘の血は騒ぐ1985年 80分キャッチコピー『教授、私のからだをつかってください。』製作国 : 日本日本公開 : 1985年11月3日レイティング : R18+ジャンル:コメディ / エロティックあらすじ高校時代の先輩を慕って某大学に入学した少女。しかし、大学で変わり果てた先輩に見切りをつけ、田舎に帰ろうとした彼女を心理学ゼミナールの教授が引き止める。彼は、独自の「恥じらい理論」を完成させるために、彼女を研究対象にしようとしていたのだった。※参照元:Google英語版 予告編スタッフ監督 : 黒沢清脚本 : 黒...
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卒業 (1967年) 105分【ネタバレ・考察】まるで昼ドラ!気持ち悪いメロドラマだった!

ネタバレ無し感想有名なシーンしか知らなかったので、こんなメロドラマっぽい内容の話だとは全く思っていませんでした!青春の若者の恋物語だと勝手に勘違いしていました。めちゃくちゃ気持ち悪い話だった!昼ドラではありませんか!なんでこれがヒットしたのか私にはわかりません!基本情報The Graduate卒業1967年 105分キャッチコピー『忘れられない旋律、忘れられない物語。』キャッチコピー(英語)『This is Benjamin. He's a little worried about his future』製作国 : アメリカ日本公開 : 1968年6月8日アメリカ:1967年12月21日製作費 : $3,000,000興行収入 : 世界:$105,015,008日本(配給収入):3億443万円ジャンル:コメディ / ロマンスあらすじ優秀な成績で大学を卒業したベンジャミン。パーティで両親の友人であるロビンソン夫人と出会い、やがてホテルで逢瀬を重ねるようになるが、虚無感は募るばかり。何も知らない両親はそんな彼を心配し、夫人の娘・エレーンとデートをするよう彼に勧めるが…。※参照元:U-NEX...
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アイ・アム まきもと (2022年) 105分【ネタバレ・考察】前半良かったのに後半はピンとこない残念映画。

ネタバレ無し感想阿部サダヲがコミカルでとっても愛らしいです! 音楽も明るくてテンポ良くて見やすい!まさかのアスペ映画でした。アスペの愛嬌が存分に描かれていたと思います。こういう人めっちゃ好きなんですよね。大抵ASD映画って悲劇的な結末を迎えることが多かったのですが本作ではとにかく可愛くて愛嬌満載で思わず好きになってしまうキャラクターとして描かれていた印象です。コミュニケーションでちょっと変なところあるけどそここそが魅力です。面白くて真っ直ぐで愛おしい。とにかく阿部サダヲがめちゃくちゃ可愛かったです。しかし、後半がだいぶ失速します。前半は、社会問題を提起しておいて、なんの論も出さずに個人の話をダラダラとし、最期はファンタジーで終わりました。一応、平和的なエンディングでしたが、本作が掲げた社会問題は今後も結論が出ることはないと思いますので、モヤモヤさせたまま謎の終わり方をしてもらいたかったです。基本情報I AM MAKIMOTOアイ・アム まきもと2022年 105分キャッチコピー『世界をつなぐ、迷惑もある』製作国 : 日本日本公開 : 2022年9月30日ジャンル:コメディ / ドラマあ...
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川の底からこんにちは (2010年) 112分【ネタバレ・考察】登場人物全員にイライラする稀有な開き直り映画。唯一無二の個性強強映画。

ネタバレ無し感想なんだこれ!笑日本でしか作れないコメディですね笑登場人物、みんなにイライラするので、鑑賞後感もモヤっとして終わります。このモヤモヤしたまま終わる感じ、なんかめっちゃ日本っぽいって思いました。一応、開き直り映画なので、最後はスッキリするのかと思ったら全然スッキリしない。笑登場人物が全員のように自閉的で他人のこと考えられていない。会話通じないし、言語化能力低いし、観ててめちゃくちゃイライラします。これだけ登場人物、全員に好感を持てない映画も珍しいんじゃないか。他の映画では味わえない感覚になる映画だったので、珍味的な意味で観てよかったです。基本情報Sawako Decides川の底からこんにちは2010年 112分キャッチコピー『人生・・・もうがんばるしかない』制作国 : 日本日本公開 : 2010年5月1日ジャンル:ドラマ / ファミリー / コメディあらすじOLの木村佐和子は上京して5年目で、仕事もさほど熱心ではなく、恋人の健一はバツイチで子持ちの上司という、妥協だらけの人生を送っていた。そんな彼女にある日父が入院したという知らせが入り、田舎に戻って家業のしじみ工場を急き...
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嫌われ松子の一生 (2006年) 130分【ネタバレ・考察】メンヘラのメカニズムがわかる。めちゃくちゃメンヘラ解像度が高い皮肉なミュージカル映画。

ネタバレ無し感想嫌われて当然なバカ・メンヘラ・アダルトチルドレンな底辺女を徹底的にバカにしたコメディ・ミュージカルでした。絵力が強く、展開も速い。さらに画面の情報量も多く、彩度もビビットなので胃もたれしました。 登場人物も多いし、130分と2時間越えの作品なので 体力がある時に観た方がいいかもしれません。初視聴の時は私のコンディションの問題だったのか、どちらかというとこの映画嫌いでした。基本情報Memories of Matsuko 嫌われ松子の一生 2006年 130分キャッチコピー『松子。人生を100%生きた女。』 ジャンル:邦画 / コメディ / ミュージカル / ロマンス / ドラマ制作国 : 日本 日本公開 : 2006/05/27 興行収入 : 13.1億円 あらすじ  昭和22年に福岡に生まれ、幸せな人生を夢見ていた少女・松子。やがて彼女は中学校の教師になるも、生徒が犯した罪を被り辞職する。そこから始まる転落人生。彼女と面識もなかった甥の青年が、その悲劇的な一生をたどっていく。※参照元:U -NEXT予告編スタッフ監督 : 中島哲也脚本 : 中島哲也原作 : 山田宗樹『嫌...