アート

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6・メン・ゲッティング・シック (1967年) 4分【ネタバレ・考察】初期からこんなんだったんか!と思ったデイビッド・リンチが200ドルで製作した学生時代の短編第1作目。

ネタバレ無し感想本作はどうやらディビッド・リンチが学生時代に200ドルの製作費で作成した短編映画で、学生内では話題になる程、評判がよかったそうです。基本情報SIX MEN GETTING SICK6・メン・ゲッティング・シック1967年 4分製作国 : アメリカ製作費 : 200ドルジャンル:短編映画・ショートフィルム / アート / ホラーあらすじ6人の人が病気になる様子を描いており、彼らの胃は大きくなり、頭は燃え上がる。※参照元:Wikipediaスタッフ監督 : デイヴィッド・リンチ脚本 : デイヴィッド・リンチ製作 : デイヴィッド・リンチおせっかい情報見る際の注意意味がわからない!笑こんな人におすすめ有名監督の初期作品を見るのが好き。この作品が好きな人が好きそうな映画インランドエンパイア※完全な偏見です。⚠️ネタバレ有レビュー⚠️意味がわからない!アート色が強すぎて、何も読み取れません!アングラアートが好きな人は観ていて苦痛というほどまではないとは思いますが、なんの話なのかはまるでわかりません。6人の男が病気になるということらしいのですが、なんの病気なのかもなぜ病気なのかも良...
アドベンチャー

悪い子バビー (1993年) 114分【ネタバレ・考察】なんで本作がそこまで有名じゃないのかが解せない。宗教へ疑問を抱かせ存在意義を問う強烈な名作。『哀れなるものたち』の男&現実版。思考実験のような映画。

ネタバレ無し感想本当にすごい作品を見てしまった気がします。感動したのか何なのかわかりませんが、本作を見終えたとき呆然としていました。嵐のようなテンポ感で進んでいき、気がついたら映画が終わっていました。作中、ずっと悲しくて切なかったのですが、後味の悪くない素敵な作品です。『哀れなるものたち』の男・現実世界版という感じでしょうか。今の時代には作れない作品です。そしてバビー役の俳優の演技力がすごいです。かなり体も張ってます。そしてものすごく目が綺麗です。あと映像、音楽も面白い。そしてテーマは人体の構造のように複雑に絡み合っていて言語化ができません。まさにアートという感じです。映画である必要性のある作品という印象を受けました。基本情報Bad Boy Bubby悪い子バビー1993年 114分キャッチコピー『奇妙で、無情で、過酷でも、愛に溢れた人生。』製作国 : オーストラリア/イタリア日本公開 : 2023年10月20日イタリア(ヴェネツィア映画祭):1993年9月1日オーストラリア:1994年7月28日製作費 : 80万豪ドル興行収入 : 808789豪ドルレイティング : R18+ジャンル...
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オテサーネク 妄想の子供 (2000年) 132分【ネタバレ・考察】好みが分かれそうな世界観強めな映画。元ネタはチェコの童話。

ネタバレ無し感想ヤン・シュヴァンクマイエルってセリフがある映画撮るんだ! 悦楽共犯者とアリスしか観たことなくて、抽象的なアート映画を作る作家な印象なので意外でした!個人的にはめっちゃ面白かったんですが相当、好みは分かれると思います!ヤン・シュヴァンクマイエル作品の中ではまだ見やすい方なんじゃないでしょうか!スレッド立てるなら"不妊治療の末に妻が狂った件"ってスレタイですね!元ネタはチェコの童話だそうです。基本情報Otesánek/Little Otikオテサーネク 妄想の子供2000年 132分製作国 : チェコ/イギリス日本公開 : 2001年11月3日チェコ:2000年1月25日イギリス:2000年10月26日興行収入 : チェコ:$125,716レイティング : PG-12ジャンル:ファンタジー・ホラー / ホラー / ストップモーションアニメあらすじその夫婦は子宝に恵まれずにいた。ある日、夫は偶然見つけた切り株が子供の形に見えたことから、妻のためにそれを持ち帰る。妻はそれを我が子と信じ、求められるがまま食べ物を与え続けた。やがて切り株の子・オチークは巨大化して食べ物を求め…。※...
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空気人形 (2009年) 116分【ネタバレ・考察】辛辣な事実をゆるふわに描く名作。あなたも私も、代替の効く消耗品。

ネタバレ無し感想現代社会の消費し合う人々について描かれているような映画でした。 主人公が性的に搾取されるためだけに作られたダッチワイフなだけあって、ある種のフェミ映画でした。パッケージからは想像できないくらい、胸糞悪かったです。物語の残酷性とは対照的に、爽やかな映像なので、一層残酷さが際立ってます。塩とスイカの関係みたいな。ふわふわの映像とか、ゆるい音楽とか、柔らかな言葉で誤魔化されそうになりますが、取り扱っているテーマはロケランレベルの破壊力でした。こちらは気が付いたら血塗れです。ところどころ込み上げる嫌悪感をなんとか抑えながらこの映画を観終えました。基本情報Air Doll空気人形2009年 116分キャッチコピー『心をもつことは、切ないことでした』制作国 : 日本日本公開 : 2009年9月26日フランス:2009年5月14日レイティング : R15+ジャンル:ファンタジー / ロマンス / アートあらすじ古びたアパートで持ち主である秀雄と暮らす空気人形は、ある朝、本来持ってはいけない「心」を持ってしまう。秀雄が仕事に出掛けると、洋服を着て靴を履いて、街へと歩き出す。初めて見る外...
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ベニスに死す (1971年) 131分【ネタバレ・考察】未成年の美少年に恋したショタコンおじさんの自分語り。なんで名作とされているのかわからない作品。

ネタバレ無し感想テンポおっそ!?よく言えば優雅なんでしょう。笑テンポ遅いわ、同じ展開の繰り返しだわ、台詞もほぼないわ、、、。 苦痛で何度か中断しながらみました。笑 私は美青年は好きですが、人柄が描かれないと好きになれないので、本作の醍醐味であろう美少年の美貌にウットリもできず。一目惚れ経験があったり、見た目だけで人に好意を抱ける人の方が主人公に感情移入できて本作を楽しめたんじゃないかと思います。基本情報Death in Venice ベニスに死す1971年 131分ジャンル:ドラマ / ロマンス制作国 : イタリア/フランス/アメリカ合衆国 公開 日本 : 1971/10/23 イギリス:1971/3/1 イタリア:1971/3/5 フランス:1971/5/23 あらすじ  1911年、老作曲家のアシェンバッハは静養のためイタリアのベニスに訪れた。そして、宿泊先のホテルで美の化身のような少年・タジオを見かけ、一瞬で心を奪われる。想いを抑えきれないアシェンバッハだったが、その頃ベニスでは疫病が蔓延し始めていた。※参照元:U -NEXT予告編日本版 予告編英語版 予告編スタッフ監督 : ル...