ダウンサイズ (2017年) 135分【ネタバレ・考察】【速報】この世には8つのファックがあるみたいです!前半はワクワクする設定のSFだったのに、後半無駄に社会派で何がしたいのかよくわからなかった残念映画。

ダウンサイズ

ネタバレ無し感想

経済格差を緩和させるために、人を小さくしちゃおう!って発想めちゃくちゃ面白そうだと思いませんか。
あらすじを読んでワクワクで観始めました。
前半は夢中でしたが、後半は失速してしまった印象です。

人を小さくしてスモールタウンを築くって、実際できるのかどうかという点においては、まあ映画なんで許してください。
映画では嘘を1つついて良いというのが相場なので、でスルーしてくださということですよね。

前半と後半でだいぶ変わる

前半は、どのようにダウンサイズしていくのかという話になり、過程が描かれます。
そしてそこからダウンサイズの住民が住む街の様子が描かれます。

ここまでは惹きつけられました。

しかし、後半からだいぶ毛色が変わり、ダウンサイズであることがまるで関係なくなります。
そして説教くさくなり、主人公の言動にも違和感が出始め、残念映画となってしまいました。

前半と後半でだいぶ印象が変わる映画でした。

基本情報

Downsizing
ダウンサイズ
2017年 135分

ダウンサイズ

キャッチコピー『小くなったら、大きな幸せが掴める…ハズだった!!』
キャッチコピー(英語)『WE ARE MEANT FOR SOMETHING BIGGER』
製作国 : アメリカ
日本公開 : 2018年3月2日
アメリカ:2017年12月22日
製作費 : $68,000,000
興行収入 : 世界:$55,003,890
アメリカ:$24,449,754
日本:5500万円
ジャンル:SF / コメディ

あらすじ

人口が増え、住みづらくなった地球で人間を14分の1に縮小する技術が開発される。低収入でストレスの多い日々を送るポールとオードリー夫妻は、大金持ちで大豪邸に住めるダウンサイズされた世界に希望を抱き、13cmになることを決意するが…。

※参照元:U-NEXT


日本版 予告編

英語版 予告編

スタッフ

監督 : アレクサンダー・ペイン
脚本 : アレクサンダー・ペイン/ジム・テイラー
製作 : マーク・ジョンソン/アレクサンダー・ペイン/ジム・テイラー
製作総指揮 : ミーガン・エリソン/ジム・バーク/ダイアナ・ポコーニイ
音楽 : ロルフ・ケント
配給 : アメリカ:パラマウント映画
日本:東和ピクチャーズ

キャスト

ポール・サフラネック:マット・デイモン
ドゥシャン・ミルコヴィッチ:クリストフ・ヴァルツ
ノク・ラン・トラン:ホン・チャウ
オードリー・サフラネック:クリステン・ウィグ
ヨルゲン・アスビョルンセン医師:ロルフ・ラスゴード
アン=ヘレン・アスビョルンセン:イングヤルド・エッジバーグ
ヨリス・コンラッド:ウド・キア
アンドレアス・ヤコブセン医師:セーレン・ピルマーク
デイヴ・ジョンソン:ジェイソン・サダイキス
キャロル・ジョンソン:マリベス・モンロー
ポールの母:ジェイン・ハウディシェル
麻酔科標榜医:ジェームズ・ヴァン・ダー・ビーク
ペレイラ博士:ジョアキム・デ・アルメイダ
ラリー・サフラネック:フィル・リーブス
ジェフ・ロノフスキ:ニール・パトリック・ハリス
ローラ・ロノフスキ:ローラ・ダーン
バーテンダー:パトリック・ギャラガー
シャトルの女性:マーゴ・マーティンデイル

アワード

  • 全米批評家協会2018年:トップ10映画
  • サンタバーバラ国際映画祭2018年:ヴィルトゥオーゾ賞(ホン・チャウ)

ポスター/パッケージ

 
 
 
 
 
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おせっかい情報

見る際の注意

前半は面白いのですが後半は失速します。 もしかしたらつまらないかも。

こんな人におすすめ

格差社会についてコミカルに描いている作品が好き。

この作品が好きな人が好きそうな映画

  • アントマン
  • 縮みゆく男

※完全な偏見です。


 

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⚠️ネタバレ有レビュー⚠️

人類を縮小させて、環境を保護しよう!

っていう展開ですが、描かれている内容は主に経済格差について語られている印象でした。

後半はほぼサイズが小さいことなんも関係ありません!
サイズ変更の件はほんと最初の方だけです!
後半はこの設定が全然生かされていない!笑

前半と後半で映画が変わったんかな?って思うくらいテイスト変わります。

元のサイズに戻せないってことは、

メリットを享受するの、上層部だけなのでは!

限られた資源を貧乏人に分け与えたくないけれど、
暴動を起こされちゃうと困るから、物理的にサイズ小さくして、メリットだけ訴求して、自分立ちだけで富を独占するって、社会風刺的ですね。

事実上、地球から貧困層を限りなく無に帰す計画に見える!

でもそれって根本的解決になるか?

働き蟻の法則みたいなのが発動して、また格差って生まれますよね。

人口多すぎ問題とゴミの問題をどうにかする目的がメインなんでしょうか。

この映画は個人視点の話なので政府の思惑の詳細は分かりません。

ダウンサイズの人を殺すのって

ノーマルサイズからするとめちゃくちゃ簡単じゃない?
怖くない?
リスク高過ぎてやばくないですか?

最新医療機器とかは小型化できないはずだし
小型化を待たないと最新技術が使えないって
リスク高過ぎる割にメリット少ない。

経済悪化

ダウンサイズした人たちに土地がいらなくなって不動産景気は悪化。
ダウンサイズしたから食料や衣類などいろいろ消費しなくなったから経済は悪化しているらしい。

最初からわかっていたことなのでは。

弱者って必要だよね?

この映画のように、貧困層や中流階級をダウンサイズにさせたら、単純労働をやる人材もいなくならん?

我々の豊かな生活は、想像つかない程の貧困に喘ぐ人の犠牲の上、成り立っているわけだから
ノーマルサイズの貧困層がいなくなったら結構困らん?
政府はどういう計画の元、実施されているものなんだろう?

揺れやばいんじゃない

あと小さくなったら、震度1の揺れが震度10くらいに感じるわけじゃない?
風とかも危ないし、移動とかほぼ命懸けじゃない?

鼓膜

音とかも危なくない?
普通の人と会話するだけですぐ鼓膜破れそう。

私は医療も物理もわからないので
”そういう技術ができたんだーへー”
だったけど、たぶん毛は剃るだけじゃダメだと思う。
剃るんじゃなくて抜くとかレーザーで焼かないと毛穴に毛がいます。

全然好きになれないキャラ

あのダウンサイズの世界の貧困層の女の人、礼儀も学もなくて全く魅力がないキャラクターでした。
親切にしてくれている人にありがとうの一言もない。

富裕層から薬盗むし。
盗みじゃないっていうなら面と向かって礼を言えよ。

人道活動家を名乗る前に道徳から学び直した方が良さそう。

怪しい富裕層

上の階の元反社っぽいですね。
ノーマルサイズの世界ではいろいろ収集がつかなくなったからダウンサイズ界に来たのでしょうか。

どこで恋に落ちた?

あの2人が恋をする理由はわからない。
ただキャラクターに整合性はあるというか人物像への納得感はあります。

ただどこにケミストリーがあったのか全くわかりませんでした。

意外と性欲

ポール、仕事はできるみたいだし、人に尽くしたいという信念が強い人なんだろうけど結構性欲に弱い。

垣間見えるモラハラ

あと裏切る方が悪いと思うけど、裏切られたときも話を聞く気もなくブチギレ。
そしてトラウマがあるとはいえ、シングルマザーの不安に寄り添わずにもういいってなってる。
チラホラと見え隠れするモラハラムーブ。

そして芯がない

あとすぐ感化されるし11時間歩くって言われて戻る感じバカっぽい。

これが貧困層の頭の悪さと言われたら何も言えないです。
普通の賢くない男が主人公なんですよというキャラクター設計だったんでしょうか。

無理がある生存計画

あの組織が言っているように、地球が滅亡するのが事実だったとしてもダウンサイズの人々だけ生き残ったところでどこかで資源の限界がくるよな。

利己的でない人は貧乏

この映画、誰かに尽くす人が報われない映画ですね。
その点はリアルだなと思いました。

ぬるっと終わった

ご飯食べるおじいの後ろ姿は確かに愛おしい。
でもぬるっと終わったな。

参考情報

コメント

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