リング0 バースデイ (2000年) 99分【ネタバレ・考察】メロドラマ演出に興醒め。全く怖くはない貞子の前日譚。

リング0 バースデイ

ネタバレ無し感想

いつ怖くなるんだろう?いつ胸糞なんだろう?と思いながら見ていましたが割とチープなホラー演出でグロくないしドッキリもなしなので、安心して見れます。
怖くはないですが、らせんやリング2よりは面白かった印象でした。
仲間由紀恵が非常に美しかったです。

謎のメロドラマ演出には興醒めしました。
そして視聴中に『ん?なに?』っていちいち突っかかる内容なので、そっちに意識がいってしまって全く怖くないです。

全体的に支離滅裂で意味がわかりません。
しかし、ポエティックで芸術的なツィゴイネルワイゼンやインランド・エンパイアのような魅力的なものではなく、ただただ支離滅裂で意味がわからない物語という印象でした。
全くオススメしないです。

基本情報

Ring 0: Birthday
リング0 バースデイ
2000年 99分

リング0 バースデイ

https://www.rottentomatoes.com/m/ringu_0

キャッチコピー『ついに明かされる貞子出生の秘密』
製作国 : 日本
日本公開 : 2000年1月22日
台湾:2000年3月25日
興行収入 : 16億円
レイティング : PG-12
ジャンル:ホラー / ドラマ

あらすじ

東京のある劇団に突出した美貌と存在感を持った山村貞子が入団してくる。看板女優の葉月愛子は貞子の存在に危機感を覚え、冷たく接する。だが、その日から毎夜のように悪夢にうなされるようになり、劇団内にも次々と恐ろしい出来事が起きて…。

※参照元:U-NEXT


日本版 予告編

スタッフ

監督 : 鶴田法男
脚本 : 高橋洋
製作 : 一瀬隆重/小川真司/永井正夫
音楽 : 尾形真一郎
配給 : 日本:東宝
台湾:UIP
マレーシア:BVI-COLTRI合弁事業

キャスト

山村貞子:仲間由紀恵、少女時代の貞子:古谷千波
遠山博:田辺誠一
立原悦子:麻生久美子
重森勇作:若松武史
久野亘:水上竜士
葉月愛子:奥貫薫
富樫:木村靖司
清美(女子高生):橋本真実
伊熊平八郎:伴大介
山村志津子:雅子
児玉修二(劇団員):村田則男
丹波一彦(劇団員):矢野浩二
石井加奈子(劇団員):高峰陽
柳沢哲浩(劇団員):宇納佑
佐々原裕介(劇団員):五十嵐明
諸江仁(劇団員):中野浩司
結城毅(劇団スタッフ):渡辺寛二
劇団スタッフ:牧村泉三郎
氏家守(劇団スタッフ):出光秀一郎
大久保(劇団研究生):森下能幸
金井優美子(劇団研究生):木村つかさ
久松みどり(劇団研究生):立花あかね
山村敬:大場真人
男性教諭:田中要次
宮地の婚約者:門脇学
新聞社同僚:嶋田豪
看護婦:小柳友貴美
須藤:角替和枝
有馬薫:高畑淳子
宮地彰子:田中好子

おせっかい情報

見る際の注意

特になし

こんな人におすすめ

リングのファン。
仲間由紀恵のファン。

この作品が好きな人が好きそうな映画

※完全な偏見です。


 

Amazon Prime Video

リング0 バースデイ

リング0 バースデイ DVD

リング0 バースデイ

リング0 バースデイ Blu-ray

⚠️ネタバレ有レビュー⚠️

復讐に燃える記者ネキ

『あたしが殺すつもりだったのに⭐︎』

じゃねーよ。笑
殺人に抵抗を持ちなさいよ。笑

てかなんで拳銃持ってんの?
謎のチャカネキ。

『的中。的中。』の公開実験で殺された男の婚約者であったそうです。
なんでみんなこんなにナチュラルに呪いとか超能力とか信じるのかしら。

貞子の正体

どうやら貞子は生まれたとき、下半身で垂直に繋がった結合双生児だったみたいです。
ああいう形で下半身が縦に結合したケースは聞いたことないですし、結合双生児の分離手術は失敗してしまうことが多いです。
あと貞子姉妹の場合の連結ケースは聞いたことがありませんが、脚はどっからきた?
下半身なくない?
いろいろ何が何だかよくわからん。

母親に似たホワイト貞子(仲間由紀恵)は美人に成長したものの、もう一方の父親に似た方のブラック貞子(顔は映らない)は伊熊博士により、屋根裏部屋に閉じ込められていたようです。
しかし、人間として存在しているというより、幽霊的に存在しているみたいです。

そしたらどうやって閉じ込めていた?
閉じ込められていないからホワイト貞子はお外でも幻覚を見たりしていたということですよね?
乗っ取られてやりたくないことをやってしまったということですよね?

『貞子を連れてきたのか!?』

と言っていましたが、そしたらなんなん?

ブラック貞子

同じタイミングで生まれたのに、自分だけ不自由しているとなると、ホワイト貞子への妬み嫉みでホワイト貞子に嫌がらせしてしまうのはわかります。
ホワイト貞子の体を乗っ取って好き勝手やってやるわということなんでしょうか。

しかし、攻撃の矛先がホワイト貞子にいかないのが謎です。
完全乗っ取りはできないということ?

能力をコントロールできないホワイト貞子

ホワイト貞子はどうやら自分の能力をコントロールできないみたいです。
そして幻覚を見るということで精神病に通っているようです。

人の体の不調を治したり、未来を見たり、そのほかにもいろいろできそうですね。

ぬぅっと出てくるホワイト貞子

なんかやたらぬぅっとフェードインしてきます。笑
お前なんでそこにいたんだよw
なんかちょいちょい不気味な登場をするのですが、実際にはお散歩中なだけなので可愛かったです。笑

本人は記憶がないということなので、どうやらブラック貞子に乗っ取られ中ということですね。
夢遊病みたいに思っているようです。

生前から鏡の後ろに映っていたのには笑いました。笑

ブラック貞子は野心家

プロデューサー(?)の重森と肉体関係を持っていましたね。
ブラック貞子も女優として成功したいということなんですね?

お決まりの死に顔

よっ、待ってましたっ。
リングシリーズといえば、目も口も可能な限り開いた変顔のような死に顔!
様式美でございます。
これがないとリングを見た気にならないですよ。

なんか別に興味ない恋愛模様

ホワイト貞子に惚れている遠山さんは、立原と付き合っていて、重森は貞子を俺のものにしたい。
そんで?なんだ?
だから何?
この恋愛模様は別に貞子の能力にも何にも関係ないしノイズでした。

鏡越しの”愛してる”とかキモすぎて興醒め。
何十年前のメロドラマの演出なんだい。
てか昼ドラみたい。

描けていない集団ヒステリー

重盛さんと遠山さんが貞子の奪い合いをし、うっかり遠山さんが重盛さんを殺してしまいます。
死体を隠して公園を行いましたが、死体が見つかってしまいます。

すると、
『貞子がやったのよ!』
となってしまい、劇団員たちがこぞって貞子をリンチして殺してしまいます。
劇団の人たちが貞子を囲い、力なく肘から上だけを動かして貞子を”ポコンポコン”と殴るシーンは笑っちまいました。
やる気出しなさいよw

これ集団ヒステリー的なことをやりたかったんですかね?
全然怖くなくて不自然な流れでしかなかったです。

あとリング恒例、打撃音が安っぽいという。

貞ちゃんはママンが大好き

『的中。的中。』の音声で能力が爆発していましたね。

ブラック貞子はママンを非難されたことがよっぽどトラウマになっているようです。
それが原因でママンも死んでいますもんね。
母性を求める化け物ということなんですかね。

なんで全員で貞子の実家に行くんだよ

貞子の死体を連れて貞子の実家に行く劇団員。
なんで?笑
この映画の中の世界には警察がいない設定?笑
しかも目的はなんなん?笑

『お願い、2人をいかせてあげて』

あれ?きみいつの間に寝返ったの?
遠山さんの彼女じゃなかった?
あれ?ちゃんとみていなかったかも?違った?

2発の銃声

これ貞子が二人の体をコントロールして殺したということよね?

なんであの記者はあんな至近距離に貞子が車で銃を撃たないんだよ。
さっきまでの気概はどこに行ったんだよ。

『貞子〜やめるんだ貞子〜』

と森の中を走りゆく伊熊博士が間抜け過ぎるw
あの感じを見ると、伊熊博士も割と普通の人でしたね。
てっきり静子を利用するだけ利用して、いらなくなった貞子も殺したのかと思ったら、ブラック貞子の能力をコントロールできずに最後はホワイト貞子ごと殺そうとしていました。

なんか伊熊博士にはがっかりしました。
せっかく胸糞ポイントを稼げるところだったのに。

お!リングの様式美!

育ての父親にナタで2度も殴られ、井戸に突き落とされた貞子。
そして夢オチかと思わせておいて、それは幻覚。

リングといえばフェイントですよね。
発狂したホワイト貞子、そして蓋が閉められるところで映画は終わり。

硬すぎる?治癒能力が高すぎる?

しかも貞子の体頑丈過ぎ?硬すぎ?
鈍器らしきものでポコンポコンにされて死んだかと思ったら生きてて、父親にナタらしきもので顔面を殴られて井戸に落とされても『イヤァァァァァァァア』って叫べるとか体力オバケやん、、、。
きっと自衛隊は歓迎してるよ、、、。

関連情報
参考情報

コメント

タイトルとURLをコピーしました