カミング・オブ・エイジ・ホラー
カミング・オブ・エイジとは英語で「成長」「成人すること」などを意味する表現です。 ホラー映画では少女から女になる成長をホラーとして描かれることが多い印象です。 そんな作品をまとめました。
キャリー(1976年 98分)
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https://film-grab.com/2010/07/03/carrie/
あらすじ
冴えない容姿とおどおどした態度でいじめられている少女・キャリー。彼女は極度に興奮すると発動する超能力の持ち主だった。学校のプロム開催直前、友人のスーは彼女への嫌がらせを反省し、ボーイフレンドのトミーに彼女を誘うようお願いするのだが…。
※参照元:U-NEXT
コメント
シシー・スペイセク怪演!母親による女性性の抑圧、さらには外的要因による過度なストレスにより限界を迎えたキャリーが爆発するのが何よりも恐ろしいです。何より支離滅裂で思い込みが激しい母親が怖いです。この人、会話が通じないんだろうなっていう。男性嫌悪が行きすぎて女性嫌悪にまで至っている母親の発狂も相まって、女体への嫌悪がふんだんに描かれています。
RAW~少女のめざめ~(2016年 99分)

https://mubi.com/de/notebook/posts/review-going-in-both-directions-julie-ducournau-s-raw
あらすじ
16歳のべジタリアン・ジュスティーヌは、初めて親元を離れ、獣医科大学の寮で暮らすことに。ある日、先輩のしごきの一環として全身に血を浴びせ掛けられ、ウサギの生の腎臓を強制的に食べさせられた彼女は、体にさまざまな異変を感じるようになる。
※参照元:U-NEXT
コメント
少女が体の成長と共にカニバリズムに目覚めてしまうという話。 女になっていく自分の体の成長への恐怖を異様な映像で描いていく。かなりリアルなグロです。 結構グロい。あと私は同じ女として成長してきましたが、自分の体の女体化に対してそこまでの恐怖や苦痛を感じたことがないので最初は吸血鬼一家の話だと思っていた。
ブルー・マインド(2017年 97分)

https://www.amazon.co.jp/Blue-My-Mind/dp/B07JVF7R23
あらすじ
両親の仕事の都合で新しい街に引っ越してきた15歳のミア。親へのいら立ちと、大人の女性に変化していく自身の不安を抱えながら、彼女はクラスの仲間たちと悪い遊びに手を染めていく。そんななか、彼女の体に不気味で不自然な変化が起こり始める。
※参照元:U-NEXT
コメント
思春期の女の子の内面に特にフォーカスが当てられており、かなり痛々しく描かれています。”変態”していく自分の体を止めることができない、という恐怖感が全面に描かれていたと思います。
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