基本情報
Terrifier Series
テリファー・シリーズ
2013年 – 未定

https://www.slashfilm.com/1447945/terrifier-ending-explained-horror/
- テリファー0 (2013年) 83分
- テリファー (2018年) 84分
- テリファー 終わらない惨劇 (2022年) 138分
- テリファー 聖夜の悪夢 (2024年) 125分
- テリファー第4作品目 最終章 公開未定
アート・ザ・クラウンは結局何だったの?
悪魔です。確実に悪魔です。
ここから下記作品について言及します。
ネタバレをみたくない方はここで引き返してください。
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- テリファー・シリーズ
- ヘレディタリー/継承 (2018年) 127分
- クラウン (2014年) 100分
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⚠️ネタバレ有レビュー⚠️
悪魔は人間の身体と心を乗っ取る
ヘレディタリー情報ですが、悪魔は体も心も弱りきった人に入り込み、人格を乗っ取るみたいです。
身体的に弱らせるのもそうですが、ターゲットの大切なものを殺したり壊したり、心を徹底的に弱らせます。
心が弱りきっていないと、完全に乗っ取ることができないみたいです。
テリファー 聖夜の悪夢でも、ヴィクトリアが完全に乗っ取られるシーンがありましたね。
かろうじて残っていたヴィクトリア本人の人格が、文字通り死んでしまったシーンが描かれていました。
いつも思うんだけど、悪徳宗教勧誘とか洗脳事件みたい。
クラウン(2014年)でも徐々に乗っ取られていましたね。
アート・ザ・クラウン、無敵なんだが

https://www.forbes.com/sites/timlammers/2024/10/30/terrifier-3-art-the-clown-to-ring-nasdaq-closing-bell-on-halloween/
アート・ザ・クラウン、何したって死なないし、瞬間移動できるし、明らかに人じゃありません。
ポルターガイストを起こしたとしてもなんら不思議ではありません。
悪魔は一応(?)神様がいる世界線の生き物なので、なんだってできるっぽいですね。
悪魔なので!神様と同じ世界線の住民なので!
といわれたらなんでもアリなんだなと。
そういう設定なのね、了解。という感じ。
3次元に生きる我々が、2次元の絵をコントロールできるのと同じような感じですかね。
666次元くらいに生きてるんでしょう。
無言を貫く

https://elcomercio.pe/mag/fama/que-ver/terrifier-3-el-detalle-que-pocos-notaron-en-el-final-de-la-pelicula-de-terror-nnda-nnlt-noticia/
何を考えているかわからない方が怖いですよね。
行動にロジックが無い。
多分アート・ザ・クラウンには本能もありません。
死ぬのも怖くない生き物(?)。
論理が通用しないであろうものが1番怖い。
ムスリムの過激派とか。
理解や共感を一切寄せ付けない純度100%の悪、っていう点ではダークナイトのジョーカーに匹敵する神々しさです。
判明していること
アート・ザ・クラウンの正体は(私的には)悪魔であること以外なにも判明していません。
でしたが、テリファー3で言及されていました。
元の体はシリアルキラーみたいです。
そうなると、悪魔が連続殺人鬼を乗っ取ったのではなく、
欲望が共鳴して融合している可能性もありますね。
最悪。
アート・ザ・クラウンの欲
私の観測ではアート・ザ・クラウンは
下記のような欲求を持っていそうです。
・人を殺したい。とにかく残酷なことがしたい。
・家族を殺すなら、どの順番で殺すのが最も残虐なのか考えた上で殺したい。
・できるだけメンタルが強い奴を徹底的に弱らせて殺したい。
・顔をぐちゃぐちゃにするのが好き。なぜなら物理的にアイデンティを壊せる感じがするから。特に女は顔を傷つけたい。
・銃で即死より刃物で殺したい。パンッよりギコギコ。
・瞬間移動できるけど、アナログ的手法で近づいた方がターゲットが怖がりそうなら、手間を惜しまない。
・たまに人肉を食べてみたりもする。
・トイレはうんこまみれにして、壁にARTって書きたい。
無邪気さと残虐性が半端ない。
アート・ザ・クラウンはアイドル
https://dailywrap.ca/terrifier-series-indie-horror-hits-big-with-third-film-release,7053233052542593a
アート・ザ・クラウンはアイドルと同じです。
三代欲求があってはいけません。なぜなら人間っぽくなっちゃうじゃない。
親近感なんて不要です。
子供っぽさ、童貞っぽさがあるからこそ、無邪気さが増して怖い。
でもぶっちゃけ母親の前で子供を強姦し、子供を先に殺してから母親を殺すとか最低最悪の残虐話だと思いますが、それをやってしまうとハリウッドからバンされるでしょうね。
あくまでもメジャーな作品でありたい、お金稼ぎたいってなったらセルビアン・フィルムのような潜り作品にはできないでしょう。
アート・ザ・クラウンは成人女性であってもレイプはしない方針みたいです。
あくまでも殺人での残虐性の追求ということですね。
殺しこそがアート

https://variety.com/2022/film/box-office/terrifier-2-box-office-success-1235417905/
いろいろなバリエーションの殺戮を楽しんでいるアート・ザ・クラウンですが、本人が退屈している感じもします。
もっと斬新で、もっと残虐な殺し方をしたいって思っていそうです。
探究心はアーティストのソレですね。答えがない。
ずっと自分の作品に納得がいかないみたいな。
でもたまに自分でも刺激を感じる殺しができるから、辞められないみたいな。
この殺し方はつまんね〜な〜って思いながら日々開発しているんだと思います。
B級ホラー映画を観ている我々の欲望に応えてくれているみたい。
ハウスジャックビルトのジャックとアート・ザ・クラウンは意気投合しそうです。
夢中になっている君は美しい

https://variety.com/2024/film/news/terrifier-3-chainsaw-psycho-tribute-budget-1236173304/
夢中になってご飯食べてる子供とかめちゃくちゃ可愛くないですか?
夢中になってボールを追っている犬とかめちゃくちゃ可愛くないですか?
夢中で仕事している人とか、
夢中で何かを楽しんでる人とか、
魅力的じゃないですか?
人が何かに熱中していたり、
楽しそうに夢中になっているところを見ると魅力を感じてしまうものだと思います。
アート・ザ・クラウンが夢中になって、あまりにも楽しそうに人を殺す姿には邪念や戸惑いがなく真っ直ぐで無邪気で、本能的に魅力的に見えるんですかね?
コールをチェーンソーでバラバラにしている時のアート・ザ・クラウンはまさに夢中になっている最中ですね。
心底楽しそうで魅力的。だから人気なのかな、、、?
参考情報
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