一切れの肉 (2024年) 15分【ネタバレ・考察】大人は思っているよりもバカで情けないし子供は思っているよりもずっと賢い。この先を想像すると気分が沈む映画。

一切れの肉

ネタバレ無し感想

父親、情けない。 先のことを想像するとちょっと観ていてしんどくなる短編映画でした。

私にはタイトルの意味がいまいちピンときませんでした。
どなたか任せます。

基本情報

A piece of meat
一切れの肉
2024年 15分

一切れの肉

https://www.imdb.com/title/tt30804528/

製作国 : ハンガリー
ジャンル:ドラマ

あらすじ

ジャック・ロンドンの短編小説に着想を得たボクシングドラマ。2000年代の荒れ果てたブタペストの郊外で、年老いたボクサーが息子たちを養うために最後の違法試合に挑む。

※参照元:Filmarks


スタッフ

監督 : Péter Goretic
脚本 : Hegyi Frigyes/András Kocsányi/Jack London

キャスト

ガーボル・ヤースベレーニ
Márk Durkó
András Palásthy
Ferenc Pataki

ポスター/パッケージ

おせっかい情報

見る際の注意

特になし

※完全な偏見です。


⚠️ネタバレ有レビュー⚠️

これシングルファーザーであってる?

どっちなんですかね?
共同親権?

あまりにも子供の世話ができない父親で絶望しますね。

子供より俺の夢

ここがちょっと複雑な感じがしました。

子供にカッコイイ父親の姿を見せたい、自分の成し遂げたいことに無我夢中で子供の優先順位が下がっている、才能がないのに一度初めてしまったことをやめられない
とかいろいろ思いを巡らせていました。

俺の夢の邪魔をするなと言わんばかりの態度でした。死ね。

自覚ありそう

自分がダメな父親であることに自覚がありそうだなと思いました。
きつそう。笑

長男はただ耐えている

アダルトチルドレン確定コースですね。
こんな幼い頃から大人の顔色伺いながら弟の世話をするって最悪の幼少期。
精神衛生に良くないです。

次男は関心を惹こうとしている

まだ無邪気ですね。
この子の希望がいつか打ち砕かれる時が来るんですね。

兄貴がいてまだ良かったなと思います。

父親になりきれていない

女の場合は男に依存して子供をおざなりにする映画をよく見ますが、この男はプロボクシングでした。
大人になりきれなかった幼稚な男って感じですね。

不味そうな食事

これ犬の餌もいいところですよね。
地獄の食卓でした。

本作のタイトルにもなっているので何かを示しているのだと思いますが、何を示しているのかはわかりませんでした。

負け犬

長男が父親を見つめていましたが、負けた父親を見る目は哀れみの目に見えました。
勝てっこないのに、優先するべき僕たちを蔑ろにしているんだと、
僕たちよりこんな馬鹿らしいことの方が大事なんだという至極冷たい眼差しに見えました。

あいつはいい父親だったな

クレイマークレイマーの父親を思い出しました。
あいついい親父だったなぁ。

参考サイト

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