遠い山なみの光 (2025年) 123分【ネタバレ・考察】もう一歩、踏み込んでくれていたらかなり好きになれた映画。単なる薄いミステリーとして終わった。独特な空気感が漂い、雲のようなネタバレ厳禁映画。

遠い山なみの光

ネタバレ無し感想

ミステリーや考察が好きな人にはオススメ

浮いている雲のように掴みどころが難しい作品でした。

その点はかなり私好みだったのですが、向こう側のテーマがみえてこなくて中盤で萎えました。

もう一歩踏み込めたでしょ。
どちらの方向にもしっかり舵切れたのにどっちもサラッと触れただけで終わったので萎えました。
もっと奥地まで連れていきなさいよ。入り口をひたすらウロウロさせんな。

もしかしたら歴史に詳しい人には別の視点で捉えているかも

歴史的側面で何か強いテーマがあったのかもしれません。
私にはわからないので戦争に関するテーマを見つけた人がいたら是非レビューを読みたいです。

基本情報

A Pale View of Hills
遠い山なみの光
2025年 123分

遠い山なみの光

キャッチコピー『その嘘に、願いを込めた』
製作国 : 日本・イギリス・ポーランド
日本公開 : 2025年9月5日
フランス(第78回カンヌ国際映画祭):2025年5月15日
中国(第27回上海国際映画祭):2025年6月19日
ジャンル:ドラマ / ミステリー

あらすじ

日本人の母とイギリス人の父を持ち、大学を中退して作家を目指すニキ。彼女は、戦後長崎から渡英してきた母悦子の半生を作品にしたいと考える。娘に乞われ、口を閉ざしてきた過去の記憶を語り始める悦子。それは、戦後復興期の活気溢れる長崎で出会った、佐知子という女性とその幼い娘と過ごしたひと夏の思い出だった。初めて聞く母の話に心揺さぶられるニキ。だが、何かがおかしい。彼女は悦子の語る物語に秘められた<嘘>に気付き始め、やがて思いがけない真実にたどり着く──。

※参照元:公式サイト


日本版 予告編

英語版 予告編

スタッフ

監督 : 石川慶
脚本 : 石川慶
原作 : カズオ・イシグロ / 小野寺健訳『遠い山なみの光』(ハヤカワ文庫)
製作 : 石黒裕之/福間美由紀/Stephen Woolley/Elizabeth Karlsen/Mariusz Włodarski/Marta Gmosińska
製作総指揮 : 堤天心/カズオ・イシグロ/本多利彦/依田巽/四宮隆史/早川浩/野村明男/吉村和文/Naomi Despres/Michèle Marshall
音楽 : Pawel Mykietyn
配給 : 配給:ギャガ

キャスト

緒方悦子:広瀬すず
佐知子:二階堂ふみ
悦子:吉田羊
ニキ:カミラ・アイコ
藤原:柴田理恵
松田重夫:渡辺大知
万里子:鈴木碧桜
緒方二郎:松下洸平
緒方誠二:三浦友和

おせっかい情報

見る際の注意

直接、何かが映ることはありませんが、胎児と猫に関して残酷なことが語られます。

こんな人におすすめ

ミステリーや考察要素のある作品が好き。

この作品が好きな人が好きそうな映画

※完全な偏見です。


 

遠い山なみの光

遠い山なみの光 ハヤカワepi文庫

⚠️ネタバレ有レビュー⚠️

公開後に追記します。

参考サイト

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