ネタバレ無し感想
久々にクソホラー映画以外で1週間後には内容を忘れていそうな映画を観ました!笑
ヒューマンドラマ系なのですが、人物をちゃんと描けていないじゃない。
理想理想理想!って感じの人物描写で逆に萎えました。
ここまで角が無いと感想も何も出てこないので困っちゃいますね。
キャサリン・ゼタ=ジョーンズがとにかく魅力的で素晴らしいので、彼女を目当てで観るのにはいいかもしれません。
本当に最高のビジュ、キャラです。
あとちょいちょいコメディ要素があって、まったり観るのにいいと思います。
リメイク作品だった
知りませんでした。
『マーサの幸せレシピ』というドイツ映画のリメイク作品だそうです。
これはオリジナル作品を観ないとですね。
本作は全く刺さりませんでしたがよくあるハリウッドの失敗リメイクの可能性があります。
基本情報
No Reservations
幸せのレシピ
2007年 104分
キャッチコピー『一生懸命もいいけど、ちょっとのさじ加減で違う何かが見つかるかも。』
キャッチコピー(英語)『Life isn’t always made to order.』
製作国 : アメリカ
日本公開 : 2007年9月29日
アメリカ:2007年7月27日
製作費 : $28,000,000
興行収入 : $92,601,050
ジャンル:コメディ / ロマンス / ドラマ
あらすじ
高級レストランの料理長ケイトは、超一流の腕前ながら完璧主義が災いして客と揉めることも。そんなある日、姉が交通事故で亡くなり、残された姪を引き取るが接し方が分からない。しかも職場には陽気な副料理長ニックが加わり、ケイトは苛立ちを募らせる…。
※参照元:U-NEXT
日本版 予告編
英語版 予告編
スタッフ
監督 : スコット・ヒックス
脚本 : キャロル・フックス
原作 : ドイツ映画『マーサの幸せレシピ』のリメイク作品
製作 : ケリー・ヘイセン/セルジオ・アグェーロ
製作総指揮 : スーザン・カートソニス/ブルース・バーマン
音楽 : フィリップ・グラス
配給 : ワーナー・ブラザース
キャスト
ケイト・アームストロング:キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
ニック・パーマー:アーロン・エッカート
ゾーイ:アビゲイル・ブレスリン
ポーラ:パトリシア・クラークソン
セラピスト:ボブ・バラバン
クリスティーン:アリヤ・バレイキス
シャーロット:ゾーイ・クラヴィッツ
ポスター/パッケージ
おせっかい情報
見る際の注意
特になし
こんな人におすすめ
まったりオシャレな映画を観たい
この作品が好きな人が好きそうな映画
- マイ・インターン
- ノッティングヒルの恋人
※完全な偏見です。
⚠️ネタバレ有レビュー⚠️
まず、カウンセリングいらない
主人公は上司に『カウンセリングを受けろ』と言われていました。
コミュ力も思いやりもあり、ヒステリーも起こさないし、ゴードン・ラムゼイのように暴言も吐かないし、皮肉屋でもないし、どこにカウンセリングの必要がありますか?
個人的にはその辺の一般の平社員の方がカウンセリング必要じゃねーのと思うくらい本作の主人公に問題を感じませんでした。
周囲の扱いに違和感
側から見たら、どう考えても常軌を逸しているキャラクターとして扱われてませんか?
有名な料理人でクセが強く職人気質で自分を曲げられないっていうキャラクターかのように周囲の人間は扱いますが、全くそうは見えないので内容が頭に入ってきませんでした。
この人、めちゃくちゃ自分を律することができて、コミュニケーション能力もあるし、人の意見を取り入れる柔軟性もあるし、どこかバランス感覚ある人で何も問題がなさそうに見えました。
ゴードン・ラムゼイを見なさい
イギリスの著名な料理家、ゴードンが主人公ならこの映画は成立した気がします。
ちゃんとしてないレストランには
『Cant! Cant!』(アメリカでいうところのFuck。直訳するとマンコ。)
と暴言を吐き散らかしながらブチギレます。
職人の皺じゃない

https://parade.com/news/gordon-ramsay-ai-persona-masterclass-on-call-chatbot
ゴードンのこのシワの寄り方を見てください。
気難しそう。
1gの誤差を許さない顔してます。
しかし子供たちには優しい常識人ですし、情にアツい職人です。
過激なエンターテイナーであり、職人ではありますが人間臭さもあって魅力的な人物です。
この映画に必要なのはゴードンじゃない?
なんか上手くいってない
主人公が人格者なので、サブで来てくれたイタリアかぶれの料理人の良さが引き立ちません。
対照的になっていません。
2人とも実力も人格も持ち合わせてる、性格の違うただのエリートです。
セオリー的に行くと
・主人公は気難しい料理人で仕事に生きる女
・とある事故で姉の子供を引き取ることになる
・心のコミュニケーションが上手くいかず困る
・突然、第一印象が最悪の、いい加減に見える料理人が急に部下になる
・イライラしながらも、彼のコミュ力を見て自分を見直す
・自分に足りなかったことを自覚して子供と向き合えるようになり、人間関係を充実させていく
って感じですよね?
この映画は主人公のキャラクターに癖が無さすぎて全然しっくりきませんでした。
それはダメでしょ
この映画を観たのがアフターコロナなので厨房で歌うシーンに対する嫌悪感がすごかったです。笑
飛沫が気になりまくりました。笑
そして私語はともかく振り回して遊ぶな。笑
ワーカホリック
姉が亡くなった後、2〜3日休むと言っていたのに来ていましたね。
こういう時は仕事した方がマシだったりすることもあるよねと思っていたら冷蔵庫で泣いてました。
無理だったのね。
それより臨月なのに働いている同僚の方がワーカホリックな気がしたんですがどうなんでしょう。
あんなに腹がデカくなってんだから休ませろ。
たぶんフェミ映画の先駆け?
女だらけで意外でした。
案外フェミ映画の先駆け的な作品なんでしょうか?
ちょいちょい笑える
肉ドーンも客のコートを剥がしたの笑った。笑
キスと勘違いしてジャケットだったのもウケる。笑
ちょいちょい笑えるシーンがあってありがたいです。笑
『着替えて早く!あ、着替えてる!』ってのも面白かったです。笑
やっぱ主人公優しすぎるよね
急いでるのにコーヒー分けてあげるし、マフラー探してあげるし、自分が作ったディナーを子供が食べなくても嫌な顔しないし、人格者すぎませんか。
悪意なくてもイラっとしちゃうのが人間じゃないですか。
ストレス耐性が高いし対人スキルも万全。
客にキレるけど自分より立場が下の人に強く当たることがないし、私からしたら欠点がないんですが。
やっぱカウンセリングいらないよね?笑
唐突なハゲdis
『学校で何か面白いことあった?』って聞いたとき、
『何もない、先生がハゲてただけ』って言ってました。
『毛がないって面白いじゃない』って主人公の唐突なハゲdisには笑いました。
ハゲの皆様はドキッとしたのではないでしょうか。笑
アドバイスをすぐに実践
手の込んだ料理ではなく、実の母親が作っていたような手頃な料理を作ってみてはどうか?というアドバイスを受け、速攻でフィッシュスティックを作っていました。
アドバイスをすぐに引き受けてすぐ作るところも柔軟。
お前はサタニズムの論文を書け
ベビーシッターが厳つすぎて草。
しかもエボラの論文を書いてるって割と真面目じゃん。
物理的に頭を冷やす
頭を冷やすとき、毎回冷蔵庫に行くのウケました。
物理的に冷やしてるじゃん。笑
コミュ力の鬼
イタリアかぶれニキですが、コミュ力の鬼過ぎてかっこいいです。
子供にパスタを食べさせようと、上手く誘導するところ最高ですね。
盗み食いを誘発したのいいですね。
EQ鬼高いニキ。
多分セックスも上手いと思います。
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