異端者の家 (2024年) 111分【ネタバレ・考察】予告編の大失敗?日本で売るのが難しそうな映画、苦肉のマーケティング。想像していた内容とは違い、だいぶB級な作品だった。宗教映画なんだから炎上なんか回避すんなよ!殺害予告が出て上映禁止になってナンボだろ!

異端者の家

ネタバレ無し感想

宗教的な話とは聞いていたものの、B級ホラーでした。

もっと崇高で難しい内容なのかと思ったらなんも知らない人でも観れる仕組みだし、B級ホラー展開だしで完全に肩透かしを喰らいました。笑

あと想像していた宗教系ホラーとは全然違うベクトルの話だったので意外です。

ヒュー・グラントの一万馬力

ヒューグラントはめちゃくちゃかっこいいです。
顔面ドアップのシーンが多いので、グラントファンは大興奮だと思います。

私は本作でグラントに目覚めました。
ノッティングヒルのグラントより異端者グラントの方が好きです。かちょいい。

グラントの演技力でなんとか耐えてる印象の作品でした。
こういう俳優の魅力で観ていて退屈しない映画ってありますよね。

予告編に騙されるな

予告編から想像してた内容と違う!笑
そしてあらすじ読んで思ってた内容と違う!笑

宗教を全面に出さない宣伝

この映画の予告編を観ると、異端者の家に何かカラクリがあって出られないという印象を受けますが、この映画は思いっきり宗教映画です。

たぶん日本では宗教が身近じゃないので家の方を全面に出したのだと思います。

確かに、宗教に興味がない人は退屈で退屈で仕方がないと思います。
終始、宗教の話をベースにして物語は展開していきます。

不親切ではありませんか。笑
クソみたいな営業の典型みたいなマーケティング。笑
でもヒューがかっこいいから許せてしまうのが悔しい。笑

事前情報

避妊インプラント(カプセル型で二の腕に埋め込むタイプのピル)

海外だと割と入れている人が多く、私の知人にも1人入れている人がいます。
本当にカプセルが二の腕に入っています!笑
触らせてもらいましたが本当にカプセルが入っていてビビります!笑
SFみたい!笑

ピルは避妊の他にもPMS(ホルモンの乱れによる生理痛や情緒不安定)の緩和にも効果的ですし、過去にピルを服用していた人と、していなかった人を比較した場合に妊娠しやすくなるというメリットが多数あります。

ざっくりモルモン教の特徴

本作は、一夫多妻制で有名なモルモン教が出てくる話ですが、あんまり知らない私が見ても楽しめました。

特別モルモン教について何か訴えたい作品というより、対宗教という印象が強かったです。

チラッと調べた情報置いて行きますね。

ざっくり歴史が浅めのキリスト教の派生でできたみたいです。
1830年に創始された「末日聖徒イエス・キリスト教会」を信仰する宗教だそうです。

避妊

避妊は禁止されていません。オナニーは禁止らしいです。

キリスト教だと、オナニーも避妊も禁止で、性行為は子作りのためにのみ存在することになっています。

婚外の性交渉

禁止されています。

パンツ

モルモン教の信者はガーメントという下着を着用するようです。

基本情報

Heretic
異端者の家
2024年 111分

異端者の家

キャッチコピー『扉を開いたら、最後。』
キャッチコピー(英語)『QUESTION EVERYTHING』
製作国 : アメリカ
日本公開 : 2025年4月25日
アメリカ:2024年11月8日
製作費 : $10,000,000
興行収入 : アメリカ:$27,986,380[3]
世界:$59,247,162
ジャンル:ホラー / スリラー

あらすじ

シスター・パクストンとシスター・バーンズは、布教のため森に囲まれた一軒家を訪れる。ドアベルを鳴らすと、出てきたのはリードという気さくな男性。妻が在宅中と聞いて安心した2人は家の中で話をすることに。早速説明を始めたところ、天才的な頭脳を持つリードは「どの宗教も真実とは思えない」と持論を展開する。不穏な空気を感じた2人は密かに帰ろうとするが、玄関の鍵は閉ざされており、助けを呼ぼうにも携帯の電波は繋がらない。教会から呼び戻されたと嘘をつく2人に、帰るには家の奥にある2つの扉のどちらかから出るしかないとリードは言う。信仰心を試す扉の先で、彼女たちに待ち受ける悪夢のような「真相」とは——。

※参照元:公式サイト


日本版 予告編

英語版 予告編

スタッフ

監督 : スコット・ベック/ブライアン・ウッズ
脚本 : スコット・ベック/ブライアン・ウッズ
製作 : ステイシー・シェア/スコット・ベック/ブライアン・ウッズ/ジュリア・グラウシ/ジャネット・ボルトゥルノ
音楽 : クリス・ベーコン
配給 : アメリカ:A24
日本: ハピネットファントム・スタジオ

キャスト

ミスター・リード:ヒュー・グラント
シスター・バーンズ:ソフィー・サッチャー
シスター・パクストン:クロエ・イースト
TBA:トファー・グレイス

ポスター/パッケージ

 
 
 
 
 
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おせっかい情報

見る際の注意

予告編とはだいぶイメージが違う作品だと思います。
宗教に興味がない方はつまらないと思います。

こんな人におすすめ

宗教映画が好き。
会話劇が好き。
B級な展開が好き。

この作品が好きな人が好きそうな映画

  • マザー

※完全な偏見です。


 

⚠️ネタバレ有レビュー⚠️

異端者の目的

様々な宗教について研究した結果、自分で宗教を作るという結論に至った様です。

異端者ってかキチガイでした。

神様の大ファン

もっと崇高なアンチクライストタイプかと思ったら神様大好き過ぎて自分が神になろうとするタイプでした。
神様のガチオタ過ぎて草。

ノー・ロジック!イエス・スピリチュアル!

蘇らなかった♪じゃねーよバカ。
人間は蘇らねーんだよ。笑

なんだよコイツ、ロジカルに宗教の矛盾を指摘するタイプのおじさんかと思ったらめっちゃスピってんじゃん。笑

逃げたね?

異端者おぢの宗教批判トーク爆裂は、モルモン教の2人の宣教師がキッカケです。

宗教全体がいかにビジネス的であるかを解説が続いたり、信仰心が如何に脆弱なものであるかを解いたりしていました。

しかし、後半はその異端者おぢがキチガイで、宗教がどうこうっていう話にはなりません。

おい、製作!ビビってんじゃねーよ!
ヒュー・グラントがキチガイサイコパスでした!別に宗教は否定していませんよ!っていう及び腰な印象の映画でした。

中途半端にしたね?

お前の宗教意味ある?現実と照らし合わせたらどれだけバカげてるかわかる?
みたいな話が続きますが、この映画の結論はどっち付かずという印象でした。

ザ・ハントみたいな展開?

信仰心より、生きる為にアンチクライスト的なことを言っていたグラントに迎合した女の子だけ辛うじて生き残りましたね。

信仰心は本物だけど、生き残る為なら手段選ばない女の子が生き残るのよってこと?

なんで生きてんの?

おい。お前は死んでるだろ。笑
屋敷女思い出したわ。笑
意外性はあったけどなんだそれ。笑

信仰心強かったから?一瞬、スピリチュアルな力によって蘇った?

でもきっとあのピルはバージンでもないという演出よね?つまり教義を破っているよね?
なんで神の力が?それとも本人の気合い?

笑っちゃう

何か怖いものを出すのかと思ったらモノポリー出してきたから笑った。

ババアがパイを持ってきた時は笑った。
妻、本当にいたのかと思った。

あとピルと血管を間違えたのにも笑った。

あと爪切ってたら気が向いたかのように指切った時は思いっきりジャンプスケアしちゃって自分に笑った。

そんなにビビるな

なんかシスター2人がずっとグラントにビビり散らかしているのですが、そんなにビビるほどのことでもないだろ。
淡々とお前らの宗教を否定しているだけで武器とか持ってないんだから。

ビビり始めるのが早すぎるって。

それともなにかこういう事件があったのかな?
あと男性しかいない部屋に入っちゃいけないっていう規律を破ってるからヒヤヒヤしてんのかな?

間抜け

合言葉を決めた後に、スピーカーで聞かれていることが判明します。
にもかかわらず合言葉を変えなかった彼女たち、結構バカなのかも。
何これ。

パイが食いたくなった

もっと頭使うような内容なのかなと身構えていたら、案外B級で見やすい映画でした。

トリカブトが入っていない普通のブルーベリーパイを食べたくなりましたね。
ずっとブルーベリーパイの話をするのだもの。

参考情報

コメント

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