ネタバレ無し感想
映画館で観る方! 上映時間が長いので、トイレは必ず行っておいた方がいいです!
そして飲み物と食べ物はあったほうがいいかも!
個人的には前半が退屈だったのでポップコーン食べながらでちょうどいい感じでした。
本作はオズの魔法使いに出てくる良い魔女と悪い魔女の前日譚となりますが、オズの魔法使いを見ていなくても全く問題ないと思います。
人間の醜さや愚かさなどが豪華な映像と素晴らしい音楽によって描かれています。
序盤は学園ドラマのような展開で退屈していたのですが、終盤にどんどんボルテージが上がっていき、ラストに全てを持って行かれた印象です。
とにかく圧巻のラスト。
個人的には2カ所、落涙不可避な場面がありました。
思っていたよりもテーマがふんだんに盛り込まれており、さらには人物描写もしっかりしていたので楽しめました。
歌い続けるミュージカルではないのでミュージカル苦手な私でも楽しめた作品です。
映像美、音楽は最高なのでIMAXやDolbyでより一層楽しめると思います。
文句なしの歌唱力です。
大画面の大音響で観て本当に感動しました。
基本情報
Wicked
ウィキッド ふたりの魔女
2024年 160分
キャッチコピー『飛べることを、まだ知らないだけ。』
キャッチコピー(英語)『EVERYONE DESERVES THE CHANCE TO FLY』
製作国 : アメリカ
日本公開 : 2025年3月7日
オーストラリア:2024年11月3日
アメリカ:2024年11月22日
製作費 : 1億4,500万ドル~1億5,000万ドル
ジャンル:ミュージカル / ファンタジー
あらすじ
魔法と幻想の国オズにある<シズ大学>で出会ったふたり― 誰よりも優しく聡明でありながら家族や周囲から疎まれ孤独なエルファバと、誰よりも愛され特別であることを望むみんなの人気者グリンダは、大学の寮で偶然ルームメイトに。見た目も性格も、そして魔法の才能もまるで異なるふたりは反発し合うが、互いの本当の姿を知っていくにつれかけがえのない友情を築いていく。 ある日、誰もが憧れる偉大なオズの魔法使いに特別な力を見出されたエルファバは、グリンダとともに彼が司るエメラルドシティへ旅立ち、そこでオズに隠され続けていた“ある秘密”を知る。それは、世界を、そしてふたりの運命を永遠に変えてしまうものだった…。
※参照元:公式サイト
日本版 予告編
英語版 予告編
スタッフ
監督 : ジョン・M・チュウ
脚本 : ウィニー・ホルツマン/デイナ・フォックス
原作 : 『ウィキッド』スティーヴン・シュワルツ/ウィニー・ホルツマン
『オズの魔女記』グレゴリー・マグワイア
製作 : マーク・E・プラット/デヴィッド・ストーン
音楽 : ジョン・パウエル/スティーヴン・シュワルツ
配給 : アメリカ:ユニバーサル・ピクチャーズ
日本:東宝東和
キャスト
エルファバ・スロップ:シンシア・エリヴォ
幼少期のエルファバ:カリス・ムソンゴレ
グリンダ・アップランド:アリアナ・グランデ
フィエロ・ティゲラール:ジョナサン・ベイリー
ボック・ウッドスマン:イーサン・スレイター
ファニー:ボーウェン・ヤン
ネッサローズ・スロップ(エルファバの妹):マリッサ・ボーディ
幼少期のネッサローズ(エルファバの妹):セシリー・コレット・テイラー
ディラモンド教授:ピーター・ディンクレイジ
マダム・モリブル:ミシェル・ヨー
オズの魔法使い:ジェフ・ゴールドブラム
シェンシェン:ブロンウィン・ジェームス
スロップ総督:アンディ・ナイマン
スロップ夫人:コートニー・メイ=ブリッグス
ミス・コドル:キアラ・セトル
アヴァリック:アーロン・テオ
ダルシーベア:シャロン・D・クラーク
オオカミ医師:ジェナ・ボイド
ニキディク教授:コリン・マイケル・カーマイケル
アワード
- 第97回アカデミー賞:衣装デザイン賞(アフリカ系アメリカ人による初の受賞)、美術賞
- 第82回ゴールデングローブ賞:映画賞、興行成績賞
- 第30回放送映画批評家協会賞:監督賞、美術賞、衣装デザイン賞
- 第75回アメリカ映画編集者協会エディ賞:劇場コメディ部門長編映画編集賞
ポスター/パッケージ
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おせっかい情報
見る際の注意
歌い続けるタイプのミュージカルではありませんが、ミュージカル・アレルギーの人はお気をつけください。
こんな人におすすめ
ミュージカルが好き。 煌びやかで可愛らしい世界観が好き。 アリアナ・グランデのファン
この作品が好きな人が好きそうな映画
- ハリー・ポッター
※完全な偏見です。
⚠️ネタバレ有レビュー⚠️
圧倒的なカリスマ性
作中、魔法を使えるのはエルファバのみでした。
グリンダの曲にそこまで感情的に訴えかけてくる曲がなかったのもありますが、シンシア・エリヴォの歌唱力が圧倒的にアリアナ・グランデを上回っている印象で、役柄と役者のカリスマ性がシンクロしていてより一層物語に入り込めました。
シンシア・エリヴォ、演技ができて、歌も歌えて、スタントまでこなすなんて天才すぎる。
本当にカッコ良すぎました。
中盤以降の森の中でのシンシア・エリヴォの語りかけてくるかのような独唱から、彼女の虜になってしまいました。
ラストはとんでもない迫力で涙が止まりませんでした。
歌に圧倒されて気がついたら涙が出ていたのは初めての経験でした。
こんな凄い女優がいたんだ。今まで知らなかった。
キャスティングが神

https://www.imdb.com/title/tt1262426/mediaviewer/rm902200577/?ref_=ttmi_mi_6
グリンダのキャスティングもアリアナ・グランデで大正解ですね。
バカなブロンド女を完璧に演じ切っていたと思います。
打算的でウザいけど憎めないキャラクターを演じるのが上手いし、イメージにもピッタリでした。
ビジュアルも完璧にキャラクターになり切って歌っていたのでアーティストの印象が強いアリアナ・グランデですが、いい意味で本人の色を消し去っていたと思います。
どうやらアリアナ・グランデはローティーンの頃からウィキッドが大好きで、本作のオーディションの3ヶ月前からオペラ調に歌えるようにボイトレを受けて取り組んでいたそうです。
作中、最も印象に残ったポピュラーは現代風にアレンジする話も出たそうですが、アリアナ・グランデが、アーティストとして歌いたいのではなく、グリンダとして歌いたいということで断ったそうです。
英断ですね。
アリアナのこと色々
割とアリアナ・グランデが昔から好きだったのですが、色々と思い出しました。
2015年には調子に乗っていたのか、売り物のドーナツを舐めて『アメリカが嫌い』と言っている動画が拡散され炎上していました。
ドーナツ事件&アメリカへの悪態であらためて謝罪
2016年には日本の朝の情報番組のスッキリに出演し、ハリセンボンの近藤春菜が自身の容姿に関する自虐ネタをした際、アリアナ・グランデは一切笑うことなく、むしろ近藤春菜の外見を褒めました。
ハリセンボンへの“容姿いじり”にNOを突き付けた歌姫
初期の頃はダンスが下手だの、エクステの量が変だの、小柄でスタイルが悪いだの、整形がどうのってもみくちゃに言われまくり、今は『年を重ねた自分の顔が見たいと思えるようになったからボトックスは辞めたの』って涙を堪えながら言っていました。
アーティストとして最も有名だと思いますが、サム&キャットというシットコムで人気を博し、アーティストとして成功してからもSNLに出演したりコメディとも親和性が高い印象です。
実生活でも動物愛護活動をしており、ヴィーガンです。
体型批判やメンタルヘルスに関する発信を振り返り「昔は抗うつ薬に頼り、不健康な食生活を送っていた」
バイキング形式なテーマ性
観る人によってどのテーマが印象に残るのか変わりそうだなと思いました。
動物愛護、人種差別、ジェノサイド、スクールカースト、自己顕示欲、大衆のアホさ、純粋さ、権威主義、政治的な戦略など、めちゃくちゃいろんな要素が散らばっています。
これだけ楽しい映像と音楽にはそぐわないくらい詰め込まれていた印象です。
現代のイジメのフォーマット
現代におけるいじめって表面的に見えないのかもしれませんね。
エルファバは従来のイジメも受けていましたが、一見すると親切なんだけど、実はイジメと同じっていう面倒なタイプのイジメも受けていましたね。
自分が悪者にならないように相手を貶めるのが現代のイジメなのでしょうか。
対個人としてきちんと向き合わないことがイジメの本質という感じがしました。
グリンダはコメディ担当
やたらとトーストトースト♪するのにも笑えました。
汽車に乗る時も散々言い訳して結局ついていくのも面白かった。笑
めちゃくちゃ好きでした。
めちゃくちゃ現実な人間模様
1人の天才と凡人な群衆

https://m.media-amazon.com/images/M/MV5BZGY0ZGE4NGUtMDVjOC00YjFkLTkwYWQtYTRhYTVjOWQyMDMxXkEyXkFqcGc@._V1_FMjpg_UX2160_.jpg
この構図、現実世界でも起こっていることですよね。
パッと思い浮かんだのがレディー・ガガのデビュー当時です。
かなり色物扱いされ、奇抜な格好を批判され、評価され大衆化するのには結構時間がかかった印象でした。
集団は見慣れないものを排除しようとする本能があるようです。
黒い羊効果がマイナスに働いているように見えました。
バカな大衆
大衆ってやっぱりバカですよね。
単純な印象で勝手に決めつけて排除しようとしたり嫌ったりするっていう。
最初は全く受け入れていなかったクラスメイトも、グリンダがエルファバとダンスした後に受け入れていました。
イライラしますよね。でも大衆の常ですよね。
簡単に靡くバカな大衆ですね。
我々ですね。
イノベーター理論を思い出しました。

https://www.onemarketing.jp/contents/innovation-theory_re/
アホが案外無差別的

https://www.imdb.com/title/tt1262426/mediaviewer/rm506887425/?ref_=ttmi_mi_242
グリンダとフィエロのみがエルファバに嫌悪感を抱いていなかったように見えます。
純粋ともいえますが、可愛いバカに見えました。
グリンダも初対面の頃は『え!?』みたいな感じで驚いてはいましたが、グリンダってバカなので単純にびっくりしただけなのかなと思いました。
そして”困ったことがあったらいつでも頼ってね”って、大衆へのいい人アピールなだけで、エルファバの肌の色にはなんの感情も抱いていないように見えました。
フィエロも初めてエルファバとあった時、引いていませんでしたね。
本で勉強しないで、踊ろうぜ!っていうバカな歌を歌っていましたが、案外中途半端に知識がある方が予想外の状況に対面した時に拒絶反応を起こすのかもしれません。
ポピュラーな彼女も孤独
エルファバは肌の色で差別を受けて孤立していましたが、グリンダはクラスのNo.1のポピュラーということで孤立していました。
この孤独な2人が友情で結ばれたのは必然だったように見えます。
ゲイと太った同級生を引き連れていましたが、世間体のみを気にしており、お互いのことは何も理解していない上部だけの友情でしょう。
グリンダが1つでも社会的に間違った選択をしたら支えるどころか一目散に逃げて批判する側に回るタイプの連中に見えました。
いい人として生きて行かないといけないってヒリヒリするポジションですね。
エルファバの先制攻撃
自ら見せ物になるという自衛手段は非常によく理解ができます。
どうせ聞かれることを聞かれる前に言う。めちゃくちゃ気持ちがわかります。
外見的に明らかに特徴があったり、外見で少数派の要素を持っている人は誰しも経験あるんじゃないでしょうか。
100万回聞かれたわっていうことを先出で言うっていう。
めんどくせーのよね。
エルファバの防御
”彼女は敢えて見せ物になっているのよ”っていうシーン、グリンダの説明台詞のおかげで意味が理解できました。
理解力がないので、もしあのセリフがなかったら笑っていただけかも。
でもあのセリフのおかげでダンスの意味が理解できて切なくて辛くて泣きました。
笑いながら泣きました。
あの肘をチョイチョイチョイチョイってやる動きが個人的にはめちゃくちゃツボで笑ってしまったのですが、同時に切なくて涙が出るという、アンビバレントな感情の間で大変でした。
一番、嫌いだったキャラクター
ボックが心底嫌いでした。
グリンダに好かれたくてネッサローズ(エルファバの妹で車椅子の女の子)をプロム的なダンスパーティーに誘ったのには反吐が出ました。
それでグリンダに相手にされるわけないだろ。
好意を持っていたとしたら他の女を誘えとは言わないだろ。
しかも、ダンスパーティーでグリンダとフィエロのキスを目撃して、ネッサローズに中身空っぽの愛の告白みたいなことをしていましたね。
きっとエルファバの影響もあって、車椅子ということもあって、ネッサローズも孤独だっただろうに。
誘われて喜んでいたネッサローズの気持ちは考えないのかよ。
こいつ徹底的に人の気持ちを想像する能力がなくて心底イライラしました。
中身空っぽの活動家
名前変えたところで世の中が変わるわけないじゃない。笑
皮肉なシーンですね。
多分魔法が使えるのはエルファバだけ
ずっと魔法が出てこないです。
オズもずっと魔法ではなくマジックしているだけでしたし、ロボットでしたね。
マダム・モリブルの雲を動かすというシーンもなんか違和感がありました。
それまで全く魔法を使っていなかったのに。
共通の敵を作ることによって団結力を高める
韓国の政府が定期的に日本にヘイトを向けたり、ナチス政権がユダヤ人を虐殺したり、現実にめちゃくちゃ起こっていることを、オズがやっていました。
人と仲良くなるために、別の人の悪口をいうという手段は性格が悪い人の常套手段ですよね。
全然ファンタジーじゃないじゃん。
マスコミの偏向報道で貶められる
あのシーン怖くなかったですか。
情報操作の恐怖まで組み込んでくるなんて情報量多くてパンクしますわ。
本作の落涙必至なシーン、静かなダンス
ずっと騒がしい作品ですが、このシーンだけめちゃくちゃ静かです。
ドルビーサラウンドで観たんですが、悪口が360度聞こえるのはやめてよ。笑
そもそもあれ似合ってたじゃん。
魔女のアイコンが誕生した!と思ったのに悪口が聞こえるのよ。笑
グリンダの嫌悪感の正体
エルファバは誰よりも魔法の才能があって、マダム・モリブルから明らかなエコ贔屓を受けていました。
グリンダは、エルファバが緑色なことや内気で孤立していることは対して気にしていなかったように思います。
もしエルファバに魔法の能力がなかったとしたら、目にも入っていなかったのだと思います。
それより、グリンダは常に学年トップで完璧主義で生きてきたのに、自分より優秀なエルファバに対する劣等感からくる嫌悪感だったんじゃないでしょうか。
いつもなら自分がエコ贔屓されてきたのに、エルファバがエコ贔屓されていて、しかも群れずに自己開示もしないエルファバに嫉妬していたように見えました。
勘違い
エルファバが変なダンスをしていた時、グリンダは彼女の孤独を唯一理解し、一緒に変なダンスを踊りました。
”あの帽子、嫌味であげた帽子なのに本当に喜んでいたんだ。自分からしたら全く価値がない帽子がエルファバにとっては本当に嬉しかったんだ!あの変な言動はわざとだったんだ!この人は純粋な人だったんだ!”ってなったんですかね。
受け入れるエルファバ
あの動きって2人でも成立する動きなんだと思って余計泣きました。
あの人気が最優先事項なグリンダが一緒に見世物になってくれて覚悟が伝わったんですかね。
受け入れたエルファバにも泣きました。
良い子すぎる。
あなたも人気者になれるわ

https://www.imdb.com/title/tt1262426/mediaviewer/rm885423361/?ref_=ttmi_mi_7
ポピュラーのシーン、めちゃくちゃ良かったですね。
楽しかった。
てっきり、エルファバにファンデーションを塗ってたり、別の服を着せたり色々するのかなと思ったのですが、最後に特に何もいじらずにピンクのお花を一つ耳につけただけなのにも泣きました。
エルファバはこれだけでグリンダは綺麗と言ってくれるんだ、っていう風にも見えましたし、グリンダは結局そのままで綺麗だと言っているようでした。
鏡に映る2人が2人ともエルファバに見惚れているようで泣けました。
エルファバ、トーストトースト♪って髪の毛靡かせるのが下手くそなところが可愛過ぎました。
床を背泳ぎするグリンダと真顔で戸惑っているようにも見えるエルファバがめちゃくちゃ可愛かったです。
エルファバのメガネ一回外して、これは関係ないわって戻すの笑った。
やっぱコイツ、純粋なバカなんだ。笑
バカだけど憎めない
バカだけどバカだからこそ純粋に個人として彼女を見れるっていうところが魅力的でした。
”実はあなたも私と同じように人に好かれたいのね〜人気者になりたいのね〜♪”って共感できたことにより本人より舞い上がってるのも可愛かったです。
実際に次のシーンではエルファバのファッションに少し変化が見られました。
エルファバがオシャレに目覚めた!可愛い!笑
気がついたら泣いてたラストシーン

https://www.imdb.com/title/tt1262426/mediaviewer/rm851868929/?ref_=ttmi_mi_9
利他的な行動
全世界を敵に回しても私は自分の良心に従うという覚悟のシーンでしたね。
これは大号泣でした。
大衆のルールや方向性に逆らってでも、自分が見てきたものや感じてきたものを判断基準に、正しいことをするという覚悟ですね。
オズに会ったら自分の肌の色を普通にして欲しいって思っていたのに、実際には動物たちの解放を頼むところにも泣けました。
こん境遇においても自分の利益より人の利益なんだ。
理解してもらえると思ってる
エルファバは今まで散々差別を受けてきて、人々の残酷さや醜さをすでに実体験で学んでいるのでしょう。
グリンダは何不自由なく育ってきたようなので、人々は基本的に受け入れてくれると平和ボケしている印象でした。
あの場に及んで、まだ話し合いで解決できると思っているのね。
世間知らずもいいところですね。
ついていけない
保身のためについていかないのではなく、ついていきたいけどついていけないように見えました。
エルファバのそばにいたいけど、自分には力がなく、足を引っ張るだけだし、彼女に捨てられたら終わるポジションに身を置くことができないという、弱さが見えました。
もしグリンダにも魔力があったらついていっていたのではないかと思ったシーンです。
個として生きていけるだけの強さがあるエルファバと、大衆に群れないと生きていけないグリンダの対比が描かれていたように思います。
無力感
マントを着せてあげてるところ、ずっとバカで可愛かったです。それどころじゃないじゃん。
でも、もうそれしかできないし、幸せを祈ることしかできない無力感も感じました。
とにかくエルファバへの愛が止まらないラストでした。
序盤の伏線
エルファバの母親はあの緑のドリンクを飲んでセックスしていましたね、、、。
父親は誰なんだろう。何か黒幕の気配を感じます。オズなのかな、、、。
エルファバ、今は偏向報道により悪い魔女とされていますが、あのあと、本当に悪い魔女になってしまった可能性も全然ある、、、。
ラストを見た後に序盤のシーンを思い出していました。
西の魔女が死んだという歌を歌ってトップに君臨するグリンダですが、オズと同じことをしているように見えますね。
西の魔女という親友を生贄にして、自分の地位を維持するという。
思い返してみるとどこか悲しい表情をしています。
後編では純粋な友情を捨てて権威主義に傾倒したグリンダのことが描かれるのかな、、、。
続編の方が胸糞が悪そうだなぁ、、、。
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