リング・ウイルス (1999年) 105分【ネタバレ・考察】日本版より原作に忠実な韓国版リング。怖くもないし、そんなに面白くはない。

リング・ウイルス

ネタバレ無し感想

淡々とし過ぎていて微妙だったんですが、内容の説得力は日本のリング1よりはありました。
日本のリングは、幽霊を信じている前提で描かれていましたが、本作は信じていない人も巻き込もうとしている感じがしました。

どうやら日本版リングよりも原作に忠実らしいですね。
ただ日本版リングと比較すると映像的な面白さはなかったです。
足して2で割りたい。

基本情報

링/The Ring Virus
リング・ウイルス
1999年 105分

リング・ウイルス

https://www.imdb.com/title/tt0289424/

製作国 : 韓国/日本
韓国:1999年6月12日
レイティング : R-15
ジャンル:ホラー

あらすじ

報道記者のスンジュは、姪の突然の死に疑問を抱く。なぜなら、姪と3人の友人たちは旅行から戻った後、全く同じ瞬間に心臓発作で死亡していたのだ。姪の検死を担当した病理医、チェ・ヨルも、彼らの死に対するスンジュの不気味な感情を共有していた。

※参照元:U-NEXT


日本版 予告編

スタッフ

監督 : キム・ドンビン
脚本 : コン・スチャン/シム・ヘウォン
原作 : 鈴木光司
製作 : チョン・テソプ/キム・ヒョンジュン
音楽 : ウォン・イル/チャン・ヨンギュ
配給 : 韓脈(ハンメク)映画

キャスト

ホン・ソンジュ:シン・ウンギョン
チェ・ヨル:チョン・ジニョン
パク・ウンソ:ペ・ドゥナ、キム・ジュヨン(幼少期)
キム記者:キム・チャンワン
オ・ギョンピル:キム・ジンマン
サンミ:チョ・ミンギョン
ヨンミン:カン・ジヌ
ボラム:キム・ジソン
サンミの母:クォン・ナミ
サンミの父:イ・ジサン
パク・チョンスク:キム・ユンミ
サーカス長:イ・ヒョンス
ミョルチ(しらす):イ・サンビン
ジミン:ナ・ミンジュ
オ博士:ユ・ヨンス
キョンア:パク・チャニョン
チョンス:ヤン・ヒョンテ
ドンジュン:イ・ナミョン
サンミの祖母:ソン・ヨンスン
サンミの祖父:キム・ドシク
研究所職員:ウォン・チャンヨン
ビデオの老婆:キム・エラ
パク老人:ユン・ジュサン
ヘジン:キム・コッチ

おせっかい情報

見る際の注意

怖くないかも

こんな人におすすめ

リングマラソンをしている

この作品が好きな人が好きそうな映画

※完全な偏見です。


 

Amazon Prime Video<字幕版>

⚠️ネタバレ有レビュー⚠️

貞子は両性具有の美人

貞子の過去に納得感がありました。

貞子は異母兄と泥沼の恋愛をしており、井戸の前で強姦されそうになりました。
そして、両性具有ということで股間を触った異母兄は怖くなって貞子を拒否してしまいます。
それで異母兄に首を絞められて殺され、井戸に落とされるというめちゃくちゃ胸糞悪い話です。

そりゃこの世を呪うわ。

貞子の動機が明確に子孫を残したいという風に描かれていたのはよかったです。
母親になりたいのに両性具有のため子孫を残せないという、生まれ持ってしまった運命による無差別的な怨みというところ怖いです。

そして天然痘についても触れられていて、良かったですね。

フェイントは健在♪

最初の電話のシーンですが、ちゃんとフェイントしてくれます。
しかし、あの印象的な襲われる瞬間の顔はありませんでした。

死に顔は微妙

リングの様式美、カッピラいた死に顔ですが、本作では出てきませんでした。
残念。

第六感についてのお話

貞子の呪いのビデオを見た人の死因は心臓麻痺のようなのですが、医者は何か論理的に説明できないエネルギーによるものではないかと疑っています。

『ネズミは外に出されただけで殺されるのか遊ばれるのか感じとる』

動物的な勘は論理的に説明がつかないため、シックスセンスもあるだろうというシーンでした。

『セックスは1年以上ご無沙汰か?』
『1年半です。ふざけないでください』

答えるんかいwww

呪いのビデオ

怖くないです。
そしてこのビデオ、”最後まで見ないと死ぬよ”ってめっちゃ親切に字幕で説明してくれます。

最後に呪いを解く方法も書かれていたようですが、学生たちがいたずらでその部分を上書きしてしまったみたいで、主人公は呪いの解き方がわかりません。

いいコンビ

主人公は調査担当で、相方の男は霊感担当です。
それぞれ役割分担をしているのでいいですね。

子供

霊感ないです。
ただの子供です。

心霊ホラーというかスリラー

ホラー要素はほとんどないです。
淡々とビデオと貞子について追っていくという感じです。

リング1では恐怖演出が盛りだくさんだったので見応えがありましたが、本作はホラーとして見るならちょっと物足りないかもしれません。

主人公の顔が一辺倒

表情の変化が本当にないです。
全体的に抑えめの演技です。

関連情報

 

参考情報

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