TDF Really Works (2011年) 3分【ネタバレ・考察】こんな短時間でも嫌な人間関係を描くアリ・アスター半端ねえ。

TDF Really Works

ネタバレ無し感想

TDF Really Worksはコマーシャル仕立ての短編映画です。
この商品自体はくだらなすぎるんですが、さすがアリ・アスター、破綻している人間関係を描いています。
なんか怖いしなんか痛い。

これを見終わった後、なんとなく似ているシチュエーションあるよな〜と思いました。
「最近、マンネリしてきたから生でセックスしていい?」
と言うシチュエーション。
笑いという一瞬の快楽のために、片方が大きすぎるリスクを負うという。
そういう有害な人間関係を描いている作品のように見えました。

基本情報

TDF Really Works
TDF Really Works
2011年 3分

TDF Really Works

https://letterboxd.com/film/tdf-really-works/

製作国 : アメリカ
ジャンル:コメディ・ホラー / コメディ / ホラー / 短編映画・ショートフィルム

あらすじ

TDF(TINO’S DICK FART)という、チンコからおならを出すという商品のコマーシャル。

本編

スタッフ

監督 : アリ・アスター
脚本 : アリ・アスター

キャスト

アリ・アスター、リード・チャビス、ウィル・エメリー

おせっかい情報

見る際の注意

ちんちん痛そう

こんな人におすすめ

アリ・アスターを追っている

この作品が好きな人が好きそうな映画

※完全な偏見です。


ネタバレざっくりあらずじ

ノックノック遊びをしていたら、友達がオナラをした。
普通のオナラなんてつまらないといってガチギレ。
口元をいやらしく触った後に、『新しいプロダクトがあるんだ!』と言いコマーシャルが始まる。
明らかにチンチンを痛めつけるような商品の紹介が始まり、それを使った知人はチンチンからオナラを出す。
一瞬険悪になった2人の関係は修復されて終わる。

⚠️ネタバレ有レビュー⚠️

タイトルはTDF Really Worksとなっています。
TDFとはTINO’S DICK FARTという商品名を指しています。
『ティノのチンコでオナラ!』という商品名です。

4年間牛乳を飲むことができませんはマジで意味わかんない。
あと仮にだけどちんこから空気を入れたら尿道に空気が入るので玉袋は膨らまないと思いますね(?)

片方が無理をしている関係

口周りを触ったのがある種の脅しのようで気持ち悪い。
”あんた私を楽しませるためならこれくらい買ってチンコを犠牲にできるわよね?”っていう。

友達はちんちん破損のリスクを追ってアリ・アスターを笑わせようとするんでしょう。
この人間関係、機能していないじゃん。
非常にトキシックな友人です。

初期作品から、人間関係の地獄を描いているなんてさすがです。

参考情報
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