ボー (2011年) 6分【ネタバレ・考察】神経症的な被害妄想の満漢全席

ボー

ネタバレ無し感想

ボーは恐れているの元ネタとなったアリ・アスターの初期作品です。 僅か6分の短編映画なのでアリ・アスターがお好きな方にはおすすめです。

基本情報

Beau ボー 2011年 6分

ボー

https://letterboxd.com/film/beau/

アメリカ:2011年 ジャンル:コメディ・ホラー / 短編映画・ショートフィルム

あらすじ

ボーは帰省の準備をし、玄関に鍵をかけようとしたが、フロスを忘れてしまう。玄関前に鍵とキャリーケースを置いたまま部屋にとりに行き、玄関に戻ると鍵とキャリーケースがなくなっていた。

スタッフ

監督 : アリ・アスター 脚本 : アリ・アスター

キャスト

ビリー・メイヨー:ボー

おせっかい情報

見る際の注意

特になし

こんな人におすすめ

アリ・アスター作品が好き

この作品が好きな人が好きそうな映画

※完全な偏見です。


本編

⚠️ネタバレ有レビュー⚠️

ボーは恐れていると展開は同じです。 鍵と荷物がなくなって実家に帰れなくなり、母親に電話で責められる。 本作の母親はまるで化け物でしたね。 寝ようとしたら隣人の喧嘩の声で寝れない。 小動物が引きづられているのを見た。 もういっそのこと一階で寝ようとなるが、鳴り止まない喧嘩の声で全く眠れない。 ボーと話す人みんながボーに暴言を吐く。 コーヒーを足にこぼしてしまう。 誰かがドアを開けようとしている。 窓から突然男が入ってきてナイフで突き刺してきた。 自分は無傷で犯人が自分で自分の指を切った。 起こったら嫌だなあ、っていう神経症的な被害妄想の満漢全席という感じの映画でした。

母親は化け物

最後にボーと電話している母親の手元が映されます。 手元にはボーの部屋の鍵と思われるものが置かれています。 怪物のような母親が、ボーが自分を頼ってくるように仕組んだという最悪のエンディングでした。
参考情報

コメント

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