ミート・ザ・ペアレンツ (2000年) 103分【ネタバレ・考察】ユダヤ人による、ずっと居心地が悪い不条理コメディ。

ミート・ザ・ペアレンツ

ネタバレ無し感想

ユダヤ人はすげーな。 生きづらさをコメディにするんだから。
居心地の悪さを不快でない程度に体験できる映画。

てかベン・スティラーがタイプすぎて辛い
2000代の雰囲気満載の映画で大好きです。

基本情報

Meet the Parents
ミート・ザ・ペアレンツ
2000年 103分

ミート・ザ・ペアレンツ

https://people.com/movies/meet-the-parents-reunion-ben-still-recalls-sweating-when-he-first-filmed-with-robert-de-niro/

キャッチコピー『ようやく夢の恋人にめぐり逢えたのに、彼女の父親はまるで悪夢のようだ…』
キャッチコピー(英語)『He finally met the girl of his dreams. Too bad her dad’s a nightmere.』
製作国 : アメリカ
日本公開 : 2001年3月31日
アメリカ:2000年10月6日
製作費 : $55,000,000
興行収入 : 世界:$330,444,045
アメリカ・カナダ:$166,244,045
日本:5.5億円
ジャンル:コメディ / ロマンス

あらすじ

恋人パムとの結婚を真剣に考えている、看護師のグレッグ。パムの妹の結婚式にふたりして出席することになり、NYにある彼女の実家へ。このタイミングを活かしてパムの父親に結婚の許しをもらおうとするが、元CIAの彼から娘にふさわしい相手か尋問される。

※参照元:U-NEXT


英語版 予告編

スタッフ

監督 : ジェイ・ローチ
脚本 : ジェームズ・ハーツフェルド/ジョン・ハンバーグ
製作 : ジェイ・ローチ/ロバート・デ・ニーロ/ジェーン・ローゼンタール/ナンシー・テネンボーム
製作総指揮 : スティーヴン・スピルバーグ
音楽 : ランディ・ニューマン
配給 : アメリカ:ユニバーサル・ピクチャーズ
日本:UIP

キャスト

ジャック・バーンズ:ロバート・デ・ニーロ
ゲイロード“グレッグ”・フォッカー:ベン・スティラー
パメラ“パム”・バーンズ:テリー・ポロ
ディナ・バーンズ:ブライス・ダナー
デボラ“デビー”・バーンズ:ニコル・デハッフ
デニー・バーンズ:ジョン・エイブラハムズ
ケヴィン・ローリー:オーウェン・ウィルソン
ロバート“ボブ”・バンクス:トーマス・マッカーシー
ラリー・バンクス:ジェームズ・レブホーン
リンダ・バンクス:フィリス・ジョージ

おせっかい情報

見る際の注意

特になし

こんな人におすすめ

不条理コメディが好き。

この作品が好きな人が好きそうな映画

  • ボーはおそれている

※完全な偏見です。


 

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ミート・ザ・ペアレンツ

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⚠️ネタバレ有レビュー⚠️

描かれているのはユダヤ人の立場

ミート・ザ・ペアレンツ

https://www.womensweekly.com.au/news/meet-the-parents-4/

ずっと差別され続けて迫害され続けて、目立ちたくないからって自主規制して、居心地の悪さをずっと感じているだろうユダヤ人が置かれている立場をコメディにしたような映画でした。

よくこの内容でコメディにしたよ。
ホラーで描こうと思ったらかけてしまいそうな内容。

ここまで共通点がなくて、浮いてしまうともうどうしようもないよね。
かといって黙って隠れさせてくれないからタチが悪い。

気難しい彼女の父親に起こってほしくないこと全乗せ

ミート・ザ・ペアレンツ

https://screenrant.com/meet-parents-funniest-quotes/

彼女の実家にお邪魔するのだけでも気を使うのに、タバコは禁止だし、自分だけユダヤ教だし、犬派猫派で対立しているし、父親はだいぶ変わり者だし、自分はアクシデントとはいえ粗相をしてしまうし、、、。

このシチュエーションで起こったら嫌だなと思うことがこれでもかと起こりま
す。
こんな居心地悪いのにちゃんとコメディなのが凄い。

胸糞悪くないのがすごい

ずっと主人公が嫌な目に遭うんですが、胸糞悪くなくて見ていられます。

笑えるかというと笑えなかったですが、不条理コメディがお好きなら楽しめると思います。
私には合わない。

プロポーズ早くない?笑

同棲までしているとはいえ10ヶ月でプロポーズって大丈夫?
割とそんなもん?

可愛い彼女のシーンからスタート

母乳用の吸引機のページ気まずい。

そういうお祈りもありなん?

食事の前にお祈りをしていましたが、違う宗教でもお祈りを共にするのはありなのね?

ずっと父親が優しい

ミート・ザ・ペアレンツ

https://screenrant.com/meet-parents-funniest-quotes/

父親は懐古主義的でかなり特殊ではあるけど、いい人であることには変わりないですね。
嫌味こそ言うものの、あからさまに嫌がらせすることはないし、言うことがある時は面と向かって伝えるタイプなので、割と常識的ですね。

この父親が映画のトーンをコメディにキープし続けていてくれたような気がします。
怒ったりはするけど、常識の範囲内の言動だし、確かにグレッグに迷惑かけられ続けている。

その割には受け入れてあげていますよね。

流石にこれは笑った

もっと高い酒はないのかって店員に聞いた時、『10本買えば高くなるよ』って言ったのには笑った。
そういうことじゃねえw

最後はグレッグにプロポーズしてくれます。
グレッグが『君のお父さんにプロポーズされた』って言ったところには笑いました。

これは厳つい

シャンパンを開けたらコルクがおばあちゃんの位牌が入ったツボに命中。
さらに追い討ちをかけるかのように、猫がトイレの砂と勘違いしておしっこ。
これはしばらく落ち込みますよ。
やっちゃった方もやられた方も落ち込んでしまうやつですよね。

にも関わらず、その日の晩に『さっきのことは気にしないでくれ』って言ってあげられるの凄い。
器がでけえ。
さすがCIA、乗り越えてきた試練の大きさを感じます。

にしても母親に捧げた詩は素敵な詩だったね。

独特ぅ〜

猫の乳搾りって聞いたことねえよ。

猫が逃げてしまったとき、父親がグレッグに
『君が無理やり乳搾りをしようとしたんじゃないのか!?』
って言った時は笑った。
初めて聞いたセリフだわ。なんだその発想。
暴言に人の良さが出てる。笑

猫可愛い〜

ミート・ザ・ペアレンツ

https://cinemacats.com/meet-the-parents-2000/

猫が便器でおしっこしてるの死ぬほど可愛い。
序盤の食卓のシーンで足元でウロウロしているのも可愛い。

猫ずっと可愛い〜

父親は人格者

https://screenrant.com/meet-parents-funniest-quotes/

https://screenrant.com/meet-parents-funniest-quotes/

勘違いではあったけど、マリファナの件もちゃんと叱ってあげようとするというか、チャンスをあげようとしていましたよね。
この辺はクリスチャンっぽいのかな。
許されるチャンスがあるっていうか。

グレッグからしたらなんの話しているかわからないから、会話が噛み合いませんが、それでも最後に娘を不幸にしたら許さんと釘を刺すに留めるのも素晴らしいね。

そんな感じなん?

ミート・ザ・ペアレンツ

https://screenrant.com/meet-parents-funniest-quotes/

『彼ユダヤ人なんだ。』
『じゃあキリストと同じだ。気が合うね。』

こいつちょっとバカだね?
悪いやつじゃないけどバカだね?

もうやめたってくれよ

ひたすら劣等感を感じさせられる!
彼女の元カレは高スペックで父親にも気に入られている!

自分はナースだとバカにされているというのに!
てか自分が投げたボールで怪我人が出たのにナースが駆け付けないのね。

鍵開けられんのすご!

元CIAの技術がこんなところに生かされるなんて。

最初から嘘つかなければよかったかも

ミート・ザ・ペアレンツ

https://screenrant.com/meet-parents-funniest-quotes/

『嘘が嫌いなだけ』
確かに最初から嘘をつかなければよかったかもですね。

タバコも吸えばよかったし。

思ったより普通のパパ

序盤でパムが『お父さん気難しいの』って言ってたけど思っていたタイプの頑固親父ではなかったですね。

嘘発見器にかけた時も、なぜか『ポルノは見るのか』とか聞いてたし。
浮気したことはあるか?娘を裏切ったことはあるか?とか聞くのかと思った。

ラストは監視カメラ映像

全部カメラで見ているのは怖い。
ボーはおそれているじゃん。

てかこれでまた戦争始まるね。

参考情報
ミート・ザ・ペアレンツ

ミート・ザ・ペアレンツ ベストバリューDVDセット

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