哀れなるものたち (2023年) 141分【ネタバレ・考察】男目線で描かれたフェミニズム映画。

哀れなるものたち

ネタバレ無し感想

嫌悪感しか湧かない映画でした。ランティモス作品をみた自分の責任ですね。 とにかく気持ち悪い!不快!っていう印象しかない映画でした。
ヨルゴス・ランティモスの作風だから当たり前ですね。

フェミニズムっぽい映画だと噂だけ聞いていたのですが内容的にはそんな感じしませんでした。
アメリっぽい。
ベラには加害性がないサイコパスっぽさを感じました。

この映画に関しては誰1人として感情移入できる人がいなかったし、
気持ちの悪い”熱烈ジャンプ”のシーンはやたら長くて汚くて苦痛だったし、
なんで評価されているのか全くわからない映画でした。笑
世界観に入れなかった私にはちょっときつかった!笑

基本情報

Poor Things
哀れなるものたち
2023年 141分

哀れなるものたち

https://www.knkx.org/2024-02-15/oscars-take-note-poor-things-built-its-weird-unforgettable-world-from-scratch

制作国 : イギリス/アメリカ/アイルランド
日本公開 : 2024年1月26日
アメリカ:2023年12月8日
レイティング : R18+
ジャンル:ファンタジー

あらすじ

不幸を苦にしてベラは自ら命を絶つ。しかし、ある天才外科医は彼女を奇跡的に蘇生させる。やがて大陸横断の旅に出て、成長していく。

※参照元:Google


日本版 予告編

英語版 予告編

スタッフ

監督 : ヨルゴス・ランティモス
脚本 : トニー・マクナマラ
原作 : アラスター・グレイ『哀れなるものたち』
製作 : エド・ギニー/アンドリュー・ロウ/ヨルゴス・ランティモス/エマ・ストーン
製作総指揮 : オリー・マッデン/ダニエル・バトセック
音楽 : イェルスキン・フェンドリックス
配給 : アメリカ:サーチライト・ピクチャーズ
日本:ウォルト・ディズニー・ジャパン

キャスト

ベラ・バクスター / ヴィクトリア・ブレシントン:エマ・ストーン
ダンカン・ウェダバーン:マーク・ラファロ
ゴッドウィン・バクスター(通称:ゴッド):ウィレム・デフォー
マックス・マッキャンドルス:ラミー・ユセフ
アルフィー・ブレシントン:クリストファー・アボット
トワネット:スージー・ベンバ
ハリー・アストレー:ジェロッド・カーマイケル
スワイニー:キャサリン・ハンター
Mrs. プリム:ヴィッキー・ペッパーダイン
フェリシティ:マーガレット・クアリー
マーサ・フォン・カーツロック:ハンナ・シグラ

アワード

  • 第96回アカデミー賞において、主演女優賞など、計4部門で受賞

おせっかい情報

見る際の注意

生々しいセックスシーンがあります。

こんな人におすすめ

世界観が強い映画が好き。

※完全な偏見です。


 

Amazon Prime Video<字幕版>

哀れなるものたち

哀れなるものたち Blu-ray

⚠️ネタバレ有レビュー⚠️

哀れなるものたち

https://www.knkx.org/2024-02-15/oscars-take-note-poor-things-built-its-weird-unforgettable-world-from-scratch

フェミどころの騒ぎじゃないですよ!

そもそも人権ガン無視スタート!
なんかフェミ映画っぽいと噂だけ聞いてましたがフェミどころじゃない、人権無視です!
ゴッドがそもそも人権ガン無視のマッドサイエンティストに育てられているから感覚がバグっておられる!

胎児の脳みそを母体に入れるってフェミ以前に人としてやっちゃいけないことですよ!笑
ムカデ人間のドクターと意気投合しそうなレベルの倫理観。

胎児が死にかけていて、どうしても救ってあげたかった!みたいな感情的なところは見えないですし、
どうしても自分に家族が欲しかった!という風に見えません。

そしたら人体実験の一環ですよね。
結果論として娘としての愛情が芽生えたのはいいのですが、
そもそもその倫理観おかしいですよ!
あとベラが恋しいからって2人目も作ったらダメですよ!笑

市場の原理ですよ!

自分が商品側なのに客を選びたいって、なんだあの主張は!笑
需要が先か供給が先かっていう話になると卵か鶏かの水掛け論になってしまいますが、売れなければ淘汰されていく厳しい社会です!
ムーラン・ルージュみたいに、めっちゃ男が群がっている状態なら選ぶ側に立てるでしょうけど、そんな感じではなかったですよね!待機中みたいな時に提案していましたよね!
男が手に余るようになってから言いなさい!笑

ミイラになってますよ!

ミイラ取りがミイラになったラストでした。
自分の母親の夫が自分を閉じ込めたから、そいつをヤギとガッチャンこさせてヤギの中に閉じ込める。
ゴッドにされてショックだったことを人にもやる。

目には目をって、発展しないですよ!
何を学んだんだあんたは!

フェミどころの騒ぎじゃないですよ!

そもそも人権ガン無視スタート!
なんかフェミ映画っぽいと噂だけ聞いてましたがフェミどころじゃない、人権無視です!
ゴッドがそもそも人権ガン無視のマッドサイエンティストに育てられているから感覚がバグっておられる!

胎児の脳みそを母体に入れるってフェミ以前に人としてやっちゃいけないことですよ!笑
ムカデ人間のドクターと意気投合しそうなレベルの倫理観。

胎児が死にかけていて、どうしても救ってあげたかった!みたいな感情的なところは見えないですし、
どうしても自分に家族が欲しかった!という風に見えません。

そしたら人体実験の一環ですよね。
結果論として娘としての愛情が芽生えたのはいいのですが、
そもそもその倫理観おかしいですよ!
あとベラが恋しいからって2人目も作ったらダメですよ!笑

市場の原理ですよ!

自分が商品側なのに客を選びたいって、なんだあの主張は!笑
需要が先か供給が先かっていう話になると卵か鶏かの水掛け論になってしまいますが、売れなければ淘汰されていく厳しい社会です!
ムーラン・ルージュみたいに、めっちゃ男が群がっている状態なら選ぶ側に立てるでしょうけど、そんな感じではなかったですよね!待機中みたいな時に提案していましたよね!
男が手に余るようになってから言いなさい!笑

ミイラになってますよ!

ミイラ取りがミイラになったラストでした。
自分の母親の夫が自分を閉じ込めたから、そいつをヤギとガッチャンこさせてヤギの中に閉じ込める。
ゴッドにされてショックだったことを人にもやる。

目には目をって、発展しないですよ!
何を学んだんだあんたは!

変な成長の仕方

成長スピードが早いのは分かったんですが知識の偏りが半端ねえ!笑
でも本を読んで遊学して、散々学んだみたいなこと言っておいて貧困に衝撃を受けるって、
それは接種してきた情報に偏りがありすぎでしょう!笑

後さき考えずにダンカンのお金を全て寄付したときとか、
後さき考えずに元夫(脳的には父親)のところに行くところとか、
あんたずっとバカのまんまよ。

知識を得れば得るほど人って想像力が豊かになってシミュレーションできるようになって賢くなっていくもんじゃないの?
私は知識を得て成長したみたいなこと言ってるけど、序盤から終盤まで無知の知を知らないバカのまんまよ。

主人公の視野が狭すぎる

哀れなるものたち

https://www.flickeringmyth.com/poor-things-movie-review-2023/

売春し始めたら、客に対してお互いについてもっと知りましょうって
ベラちょっと何言ってるん?
脳みその移植手術で一部回路がダメになった?
相手が何を求めているのか何も想像ができないん?

あと売春の件、ダンカンに黙ってたの?
本めちゃくちゃ読んだんじゃないの?哲学以外読んでないの?
相手の立場に立って物事考えられないの?
会話通じなさそう。想像力も社会性も無さすぎる。

女はきっと今後も性を解放しない生き物

妊娠のリスクも、中絶のリスクも一手にになっている上、大半の場合オーガズムに達することができないのが女です。
そもそもセックスが平等じゃなくて女に圧倒的にリスクがあってメリットがない行為よ。
だから大半の女は成長とともにいろいろ学んで自衛していくもんですよ。

この作品の主人公はあまりにも無頓着すぎる。
どういう世界観?性犯罪0の設定?
女として生きることへの解像度がめちゃくちゃ低い人がこの作品を作っているんだろうなと思いました。

どうせだったらアメリみたいにアッサリ中絶とかしてしまえばいいのに。
私の体のことなんだから全部私で決めるわ。くらいの展開あってもあの主人公なら不自然じゃない。
エッグタルト食い過ぎたら太るとかいう会話マジでどうでもいい。

フェミ映画どころか男バンザイ映画

この主人公が自分の無知の知を知らずに頭でっかちになってなにも成し遂げていない中で、
男たちはそんなこと考えもせずに、ある意味で愚直に、それぞれ懸命に生きています。
そしてかなり変人で自己中なベラに対して批判的な男もいません。

ゴッドは倫理観こそバグっていましたが、
ベラに性的虐待をすることもなく、
自分なりの家族を築き上げ、ハッピーな最後でした。

弁護士のダンカンもベラに性の喜びとかエッグタルトとかいろいろ与えてあげて、甘やかしてあげていましたね。
モラハラムーブがほとんどなかったイメージ。
しかもセックスうまいんでしょ?
ベラにあれだけ振り回されて暴力の1つも振るわずに去っていったのはすごいよ。優しい男でした。

婚約者のマックスは婚前交渉せずにずっと待っていてあげていたし、
売春宿の父親も自分にできる最大限の性教育を施してあげていただけだし、
この映画に出てくる男たちは夫(脳的には父親)を除いて憎めないというか、無害ですよね。

男たちは割とリラックスしてゆるふわに生きているのに対してベラがやたら力んでるんだよな。
あの活力は脳の若さ故なのか。

ベラは結局何を得たの?

哀れなるものたち

https://www.flickeringmyth.com/poor-things-movie-review-2023/

知識を得たのはわかった。そういうことにしておきましょう。
でも何を得て終わたの?
売春で稼いだいくばくかのお金くらいじゃない?

散々大口を叩いておいて、この主人公は自分で勝ち取ったものが何もなくない?
実家帰ってきて母を苦しめた父への復讐でキメラ作ったただけ。
一見するとベラに振り回された男たちが哀れなるものたちなのかと思っていたけど、本当の意味で哀れなのは主人公だけな気がする。

なにを描きたかったんだろう

女の”性”の解放をショッキングな形で描きたかったんですかね?
ベラが抑圧を受けていないのでそんなにうまくいっていない気が。

胎児の脳が成人女性の中に入ったらどうなるのかっていうシミュレーションを描きたかったならそれはそれで成功していない!

とはいえ、テーマがない作品かというと、ありそうな雰囲気!
なんだったんだ!?

成長スピードが早いのは分かったんですが知識の偏りが半端ねえ!笑
でも本を読んで遊学して、散々学んだみたいなこと言っておいて貧困に衝撃を受けるって、
それは接種してきた情報に偏りがありすぎでしょう!笑

後さき考えずにダンカンのお金を全て寄付したときとか、
後さき考えずに元夫(脳的には父親)のところに行くところとか、
あんたずっとバカのまんまよ。

知識を得れば得るほど人って想像力が豊かになってシミュレーションできるようになって賢くなっていくもんじゃないの?
私は知識を得て成長したみたいなこと言ってるけど、序盤から終盤まで無知の知を知らないバカのまんまよ。

主人公の視野が狭すぎる

売春し始めたら、客に対してお互いについてもっと知りましょうって
ベラちょっと何言ってるん?
脳みその移植手術で一部回路がダメになった?
相手が何を求めているのか何も想像ができないん?

あと売春の件、ダンカンに黙ってたの?
本めちゃくちゃ読んだんじゃないの?哲学以外読んでないの?
相手の立場に立って物事考えられないの?
会話通じなさそう。想像力も社会性も無さすぎる。

女はきっと今後も性を解放しない生き物

妊娠のリスクも、中絶のリスクも一手にになっている上、大半の場合オーガズムに達することができないのが女です。
そもそもセックスが平等じゃなくて女に圧倒的にリスクがあってメリットがない行為よ。
だから大半の女は成長とともにいろいろ学んで自衛していくもんですよ。

この作品の主人公はあまりにも無頓着すぎる。
どういう世界観?性犯罪0の設定?
女として生きることへの解像度がめちゃくちゃ低い人がこの作品を作っているんだろうなと思いました。

どうせだったらアメリみたいにアッサリ中絶とかしてしまえばいいのに。
私の体のことなんだから全部私で決めるわ。くらいの展開あってもあの主人公なら不自然じゃない。
エッグタルト食い過ぎたら太るとかいう会話マジでどうでもいい。

フェミ映画どころか男バンザイ映画

この主人公が自分の無知の知を知らずに頭でっかちになってなにも成し遂げていない中で、
男たちはそんなこと考えもせずに、ある意味で愚直に、それぞれ懸命に生きています。
そしてかなり変人で自己中なベラに対して批判的な男もいません。

ゴッドは倫理観こそバグっていましたが、
ベラに性的虐待をすることもなく、
自分なりの家族を築き上げ、ハッピーな最後でした。

弁護士のダンカンもベラに性の喜びとかエッグタルトとかいろいろ与えてあげて、甘やかしてあげていましたね。
モラハラムーブがほとんどなかったイメージ。
しかもセックスうまいんでしょ?
ベラにあれだけ振り回されて暴力の1つも振るわずに去っていったのはすごいよ。優しい男でした。

婚約者のマックスは婚前交渉せずにずっと待っていてあげていたし、
売春宿の父親も自分にできる最大限の性教育を施してあげていただけだし、
この映画に出てくる男たちは夫(脳的には父親)を除いて憎めないというか、無害ですよね。

男たちは割とリラックスしてゆるふわに生きているのに対してベラがやたら力んでるんだよな。
あの活力は脳の若さ故なのか。

ベラは結局何を得たの?

知識を得たのはわかった。そういうことにしておきましょう。
でも何を得て終わたの?
売春で稼いだいくばくかのお金くらいじゃない?

散々大口を叩いておいて、この主人公は自分で勝ち取ったものが何もなくない?
実家帰ってきて母を苦しめた父への復讐でキメラ作ったただけ。
一見するとベラに振り回された男たちが哀れなるものたちなのかと思っていたけど、本当の意味で哀れなのは主人公だけな気がする。

なにを描きたかったんだろう

女の”性”の解放をショッキングな形で描きたかったんですかね?
ベラが抑圧を受けていないのでそんなにうまくいっていない気が。

胎児の脳が成人女性の中に入ったらどうなるのかっていうシミュレーションを描きたかったならそれはそれで成功していない!

とはいえ、テーマがない作品かというと、ありそうな雰囲気!
なんだったんだ!?

哀れなるものたち

哀れなるものたち 本

関連情報

 

参考情報

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