
スリラー


ミステリアス・スキン (2004年) 99分【ネタバレ・考察】少年たちのトラウマを繊細に描き、追体験させて観客の心に傷を残す名作。リアルでヒリヒリする人物描写。有名俳優の若手時代の名演技が見られる。その辺のホラーよりよっぽどトラウマになる映画。

ファミリー・ディナー (2022年) 97分【ネタバレ・考察】オシャレな下手くそアリ・アスター!全く怖くない上、全て先が読めてしまう低クオリティな脚本。それに反して高クオリティな映像と音!唐突な飯テロ。監督の次回作に期待。

ガール・ウィズ・ニードル (2024年) 115分【ネタバレ・考察】主人公は人類最弱者”赤子”。ショッキングな形で問う社会福祉の重要性。戦争が引き起こす底抜けの地獄。

新幹線大爆破 (2025年) 134分【ネタバレ・考察】配信映画なのにゴリゴリの劇場向きの映画だった。映像と音の迫力が強過ぎて鉄オタじゃない私も楽しめた。俳優の演技が最高だったのものの、個人的には過剰でくどかった演出と脚本。

教皇選挙 (2024年) 120分【ネタバレ・考察】息継ぎができないほどの澱まない緊張感。圧倒される映像美と音響。素晴らしい演技と脚本。文句のつけどころがない胃が痛くなる名作。<観る前の必要情報>

アメリカン・サイコ (2000年) 102分【ネタバレ・考察】資本主義のディストピア。エリート男の無様な姿を見ることができるポリコレの先駆け。モラハラの極地にいる主人公が自分に対してもモラハラをする、案外笑えるサイコスリラー。

ベイビーガール (2024年) 115分【ネタバレ・考察】「また女の性の開放を描くの?」と思ったらポリアモリーやEQ、ジェネレーションギャップ、多様性の本質など、新時代的な価値観について取り扱った映画だった。ある意味いまの時代を象徴する作品。20年後にまた観たい。ニコール・キッドマンが全てを曝け出した圧巻の演技。そして泣くほど笑った爆笑シーンあり。

シンパシー・フォー・ザ・デビル (2023年) 90分【ネタバレ・考察】ニコラス・ケイジのファン必見。ニコラス・ケイジのコミカルな怪演で最後まで引っ張っていった映画。言葉にできない気持ちになるラスト。
