ネタバレ無し感想
ビジュアルボイス様のご招待で先行視聴させていただきました。
2025年10月1日よりBSSTOにて無料で視聴可能です。
https://sst-online.jp/theater/17897/
配信期間:2025/10/1~2026/1/1
あ、なんかこういうことってあちこちで起きているよね!と思わせるような作品でした。
めちゃくちゃ面白い。
この作品がたった5分というのが衝撃です。
ディスカッションの授業の発端にできそうな映画だと思いました。
主人公の行いについて、そして周囲の人間の反応について、様々なことを考えたくなる作品でした。
みんな他人に無頓着で、鳥が事故っても誰も行動しなかったのに、批判的視線だけは全員が向けるという嫌な社会が表現されいたように思います。
基本情報
Fár/Intrusion
小さな衝突
2023年 6分
https://x.com/ayachimaru96/status/1973217265039638790?s=46&t=Aadh1LP_mbDXYbSSnJxP9g
製作国 : アイスランド
ジャンル:ドラマ
あらすじ
静かなカフェの窓に、突然一羽の鳥がぶつかる。小さな混乱が周囲をざわつかせる中、女性はその一瞬に立ち止まり、自然の予期せぬ侵入にどう向き合うか迷いを抱く。 無関心で過ごす日常か、それともその声に耳を傾けるか——彼女の選択は、心の奥底に秘めた感情を静かに揺らす。
※参照元:Filmarks
英語版 予告編
スタッフ
監督 : Gunnur Martinsdóttir Schlüter
脚本 : Gunnur Martinsdóttir/SchlüterAnní Ólafsdóttir
製作 : Rúnar Ingi Einarsson/Sara Nassim/Thelma Torfadottir
キャスト
Gunnur Martinsdóttir Schlüter
Jörundur Ragnarsson
Þrúður Vilhjálmsdóttir
ポスター/パッケージ
おせっかい情報
見る際の注意
鳥がひどい目に遭います。
こんな人におすすめ
良質な短編映画が好き。
この作品が好きな人が好きそうな映画
※完全な偏見です。
⚠️ネタバレ有レビュー⚠️
誰も他人に関心がない
誰も周囲の人に関心がない中、主人公だけ周囲を見渡していました。
冷たい現代社会を想わすようなシーンだと思いました。
鳥の事故
これはヘレディタリーを思い出してしまいました。笑
結構デカめの鳥だったのでびっくりしました。笑
主人公がまさかの行動
主人公、慌てて外に出て、
まさかの鳥を殺します。
ちょっとびっくりする展開でした。笑
善意の鳥殺し
蘇生はできないし、即死できず苦しんでいる鳥をそのままにしていいのか、と思って鳥を殺した様です。
これはかなり勇気ある行動ですね。
鳥の立場になって考えて、自分にできることとしてとった行動でした。
私にはそんな勇気がないので、仮に鳥に『トドメを刺してくれ!』と懇願されても殺せる気がしないです。
子供達からは非難轟々
子供たちに囲われて、やめろと散々非難されます。
大人は非難の視線を向けているだけでした。
うわ。ヤバイ奴
『僕がやっていい?』
と聞いて
『ダメ』
と言った瞬間に非難側に回った子供いましたね。
怖いって。
こいつは鳥のことなんてなにも考えていないのよね。
好奇心で殺してみたかったというだけですよね。
人の価値観によって変わる
瀕死になってしまい、手当のしようがなくて死を待つのみの動物に対しては、殺してあげるのがその動物のためと考えるかどうかは人によりますよね。
自分ならどうですか?
私なら苦しみが長引いた末に死ぬのなら、早くトドメを刺してくれと思うので主人公の行動が理解できたのですが、人によっては嫌悪感しかなさそうですね。笑
現実とネットという感じ
店内が現実の人間の反応なら、ネットの反応が子供達のヒステリーという感じでした。
現実では冷ややかな目を向けられるだけですね。
今まで無関心だったのに全員から非難の眼差し。
現代社会って感じがしました。
関連情報
🍿無料で視聴可能・短編映画🍿#小さな衝突 2023年5分
— あやちまる@怒りの映画垢 (@ayachimaru96) October 1, 2025
ビジュアルボイス様のご招待で先行視聴。
たったの5分で人間社会のとある側面を表現した秀逸な短編作品。
自分の頭で考えることより、目立たないことを優先する?
本日10月1日より #BSSTO で配信中。https://t.co/uwhbuEspg6 pic.twitter.com/w0WHEgs3qW
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