ブディと母 (2024年) 20分【ネタバレ・考察】不謹慎なコメディかと思ったら、近年稀に見る優しいエンディング。感情をぶん回してくる短編映画。

ブディと母

ネタバレ無し感想

これは非常に面白い短編でした。

悲しい話から始まり、中盤はコメディな展開で、思ってもみないエンディングだったので非常に印象に残りました。

あと唐突な民主主義に笑いました。

基本情報

This is Budi’s Mother
ブディと母
2024年 20分

ブディと母

製作国 : インドネシア
ジャンル:ドラマ / 短編映画・ショートフィルム

あらすじ

母親の死に直面し、理解しきれない喪失感と悲しみに陥るブディ。言いようのない感情を整理するため、母親の永眠の地を探す旅に出る。

※参照元:Filmarks


スタッフ

監督 : アビマナ・アルヤスティア

おせっかい情報

見る際の注意

特になし。

こんな人におすすめ

悲喜劇が好き。

※完全な偏見です。


⚠️ネタバレ有レビュー⚠️

母親が亡くなるところからスタート

自分の母親の遺体を運ぶ息子を見るのは心が痛いです。
抱きしめてあげたくなりますね。
あと大人を運ぶの相当キツイと思う。

序盤からすごく悲しい展開だったのですが、ここからまさかのコメディな方向に物語は進んでいきます。

バイクが横転

あんな夜中に怪しいもん運んでる子供がいたらバイカーからしたら恐怖でしかないよな。

子供にビックリして事故ってました。

遺体を落とすな

バイカーがビーチまで運ぶのを手伝ってくれることになりました。
バイクに母親の遺体を載せようとして一回落とすのはコメディですね。
辞めなさい!w

声をかけてくれる大人がいる

とにかく子供を放っておかない優しい映画です。

バイカーは無理となり、バスで運んでくれることになりました。
そしたら大人たちが速度で揉めます。

急いでいるかどうかの多数決を取り始めたのは笑いました。
なんだよそれ。笑

鳥が飛んでいる

鳥は母親なのか?
霊的な何か?
これは良くわかりませんでした。

遺体の扱いが雑

バスの急停止で母親の死体が吹き飛んでいました。
やめなさいw

優しい女の子登場

吹き飛ばされた母親を1人で引き摺りながら運んでいると女の子が手伝うと言ってくれました。
女の子が2回呼びかけたところで手を貸してもらうことになりました。

エターナルビーチ

てっきり海洋散骨的な感じで、遺体を海に流すのかと思ったら、ただ最後に海を見せてあげたかっただけでした。
思い出の場所に最後に連れて行きたかったのかな。

めちゃくちゃ切なく暖かいラストシーンでした。

参考サイト

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