キムズビデオ (2023年) 87分【ネタバレ・考察】キモい映画オタクの自己満ホームビデオ。ここまでいろいろカットして見せないならドキュメンタリーではない。観客のことを考えて編集しているとは思えない作品だった。こんな面白い展開なのに何でこんなにつまんない作品になっているの?

キムズビデオ

ネタバレ無し感想

これ語り手がオタク過ぎて気持ち悪いが勝っちゃいました!!!笑
ザ・オタクっていう感じだったのでなんか気持ち悪くなってきちゃいました!!!笑

こちらの表情はガン無視して、自分が話したいことだけ話しているみたいな印象の映画でした!
話はぶつ切りのところがあるし、わかりにくいし、いちいち他の映画の話に脱線するし、結構イライラしていました!笑

コメディにしちまえよ

内容はびっくりするくらい奇妙な話で、ドタバタクソコメディみたいな展開です!
なんで真面目に編集したんだよ!
もっと笑わせにこい!

わかりにくい

恐らく、法律スレスレだったり、イタリアの政府が意外とマフィアがらみっぽかったり、大人の自事情で移せない部分はあったんだと思いますが、その辺りが気になってしまって話があんまりよくわかりませんでした。

事前情報あった方がいいかも

映画を観る前に概要を知っていたので話についていけましたが、事前情報がなかったらなにしてんの?って感じになっていたかもしれません。

映画館向きじゃない

作中さまざまな作品の引用が差し込まれますが、覚えきれません!!!笑
気になった作品もあったのですが、映画館だとググれません!!!笑

かなり映画を観てきている人は楽しいかも知れないです。
いろんな映画のワンシーンが差し込まれるから、『わ!懐かしい!』ってなるかも。

知らない人は『これ観たいな!』みたいな感じで楽しいかも。
でも映画観てるときに映画のタイトルメモれるわけでもないし映画館向きの映画じゃないよね。

配信の方が一時停止してFilmarksでクリップできるのでいいかもしれません!笑

ちゃんと描かない

何か起こっているみたいなのですが、大人の事情かなんかでカットしているシーンがあまりにも多くて話がよくわからないレベルでした。

ドキュメンタリーというよりもオタクの自己満ホームビデオを見ている気分で全然面白くなかったです。

基本情報

Kim’s Video
キムズビデオ
2023年 87分

キムズビデオ

キャッチコピー『[映画]を取り返せ!』
製作国 : アメリカ
日本公開 : 2025年8月8日
ジャンル:ドキュメンタリー

あらすじ

ニューヨークの映画ファンたちが通い詰めたレンタルビデオショップ「キムズビデオ」。そこは、5万5000本もの貴重かつマニアックな映画の宝庫だった。 時代の変遷で閉店になった2008年、経営者のキム・ヨンマンは、価値ある膨大なコレクションをイタリアのシチリア島にあるサレーミ市に、収蔵・管理、ならびに会員が引き続きそのコレクションにアクセスできる事を条件に譲渡することを決意、コレクションは長旅を終えシチリア島へ到着した。  しかし数年後に「キムズビデオ」元会員であるデイヴィッド・レッドモン(本映画監督)が現地を訪れると、活用されずホコリだらけの湿った倉庫でひっそりと息を潜める映画たちを発見。彼は倉庫から助けを求める映画たちの“声”にかき立てられ、彼らを救うべく、警察署長や当時の市長への取材、その陰で暗躍するマフィアへと追跡を続ける。 様々な過去の名作映画がデイヴィッドに啓示を与える。そしてついに彼は、映画たちを救うために荒唐無稽な奪還作戦を決意した。 その作戦とはカーニバルの夜に映画の撮影だと偽り、アルフレッド・ヒッチコックやチャールズ・チャップリン、ジャン=リュック・ゴダール、イングマール・ベルイマン、ジャッキー・チェンといった映画の“精霊”たちを召喚し、倉庫から映画たちを解放するという前代未聞の計画だった。

※参照元:公式サイト


日本版 予告編

英語版 予告編

スタッフ

監督 : アシュレイ・セイビン/デビッド・レッドモン
製作 : アシュレイ・セイビン/デビッド・レッドモン/デボラ・スミス/デイル・スミス/フランチェスコ・ガラボッティ/レベッカ・タバスキー
配給 : 日本:ラビットハウス、ミュート

キャスト

キム・ヨンマン
ショーン・プライス・ウィリアムズ
アレックス・ロス・ペリー
ディエゴ・ムラーカ
エンリコ・ティロッタ
ヴィットリオ・ズカルビ
ジュゼッペ・ジャンマリナーロ
レオパルド・ファルコ
ドミニコ・ヴェヌーティ

おせっかい情報

見る際の注意

特になし。

こんな人におすすめ

映画キチガイの人にオススメ。

この作品が好きな人が好きそうな映画

  • I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ

※完全な偏見です。


⚠️ネタバレ有レビュー⚠️

これどこまで本当?

なんかいろいろカットしてるよね?ドキュメンタリーなのかしら?
ジャーナリストに1発ぶん殴ってもらいたい感じがしたわね?
オリバーのストーンさん?拳の準備はできてる?

コメディのトーンにして欲しい

起こっている出来事はまるでジョン・ウォーターズが作りそうなプロットでした。

むしろ思いっきりバカコメディな方向に振り切っちゃった方が良かったかも。
内容が結構バカコメディな感じの雰囲気で、もう少し明るいナレーションをして欲しかったなと思いました。

馬鹿野郎

何やってんだバカ!どういうことなんだバカ!っていう感じ。
あとなんで淡々としてんだバカ!って感じ。

ちょっとわかりにくいから事前情報を多少入れてった方がいいかも。
あと映画キチガイにオススメ。
ライト層はしんどいかも。

自閉的で乗れなかった

監督?主人公がVHSの行方を追うのですが、動機が個人的過ぎて蚊帳の外感が強かったです。

自分がただ映画が好きだから、ここまで執着しているんだ、みたいな導入がキツかったです。

もっと学者的な視点で導入して欲しかった

人はパンのみに生きるにあらず的な。

人類と芸術の関係性、芸術のひとつである映画、その映画の歴史をざっくりと触れた後に、
どれほど貴重な作品たちが、今行方不明になっているのか!?っていう導入だったらもっと気持ちが乗ったかもしれません。

映画に興味がない人も巻き込むドキュメンタリーにして欲しかった

映画オタク以外全く受け付けないような超絶マニアックな作品だったのでそんなに興味を持てませんでした。

撮影者がオタク過ぎてキモいが勝った

僕めっちゃ映画好きなんで!っていう、終始超自閉的な動機で突っ走っていくこの人がもう無理。
もっとハキハキと元気に喋って欲しかったし、冗談とか言ってくれてよかったんですが、こちらを笑わせようという気すらなさそうなんですよね。

観客のことをもう少し考えて欲しい。
話はわかりにくいし、退屈です。笑わせたり、ハラハラさせたりしてくれないかね。

ゴリクソコメディな展開なんだからこれ。

私がゴミ滑舌でナレーションやるから代われ

このドキュメンタリー、映画かよ!ってくらいハチャメチャな展開だし、なんでハッピーエンドなんだよ!っていう感じなんだけど、ナレーションが暗い。

もっと笑わせようと思えば笑わせられた話なのにテンション低くて淡々とし過ぎてました。

私がクソ滑舌のハイテンションナレーションするので代わってくれ。

誰か再編集してくれない?

誰か素材送ってもらって再編集して。
もっと面白くなるわよ。お笑い芸人きて。

こんな展開でドキュメンタリーよ?
ドキュメンタリー撮ってたらこんな展開になったのよ?

イタリアのマフィア出てきて人死んでんのよ?
たかがVHSを追っていたら、裏社会の人間と繋がったりしたわけよ?

ナニソレ案件過ぎるでしょ。
こんな面白い展開なのに何でこんなつまんないの?

何で仲良くなったん?

イタリア人の国民性とか文化の解説してくれないと意味がわからない。
あの元市長に関しても”付き纏ってたら仲良くなりました!”みたいな展開で1ミリも納得感ない。

教える気がないなら話題に出すな

何かを話し始めようとして、辞める人いるじゃないですか。
それって一番こちらが気になっちゃってイライラするんですよね。

そもそも話す気がないなら話し始めるなよ、と。

本作は終始そんな感じでいした。
ずっとイライラ。

高架下のシーンとか、そのシーンを差し込んだだけでそのあとは一切言及されませんからね。

何だったのか私見を述べろ

高架下に連れてかれた!
火事が起きた!
翌日に彼は死んだ!

っていうのはいいんだけど、その現場にいたお前の感覚的な私見を述べろよ。
言えないなら曖昧でいいから出来事の方向性を多少匂わせるとかしろよ。

面白くなくてただのつぎはぎで本当に見ていて苦痛だった。

ホームビデオのつぎはぎ

ドキュメンタリーのクオリティではないと思います。
流石に。

知らないオタクが趣味で撮ったホームビデオレベルの退屈さでした。

殺されたニキの箱の中身は何だったの?

なんか雑誌みたいなものが映されていましたけど、箱を映せよ。
箱から出して、何かを映してくれよ。
箱にはなにが入ってたのか匂わせるくらいのことはしろよ。

資料が入っていたなのか書類だったなのか、『俺が読んでいいのかわからないものが入っていた』とか。

ほんとコイツ何かを人に伝える能力無さ過ぎてストレスでした。
中途半端。
ASDの自己満マシンガントーク聞かされている気分でした。

多分、徹底的に保身

いろいろ経験したんでしょう。
いろいろ巻き込まれて知ってはいけないことを知ったんでしょう。

でも最後になぜかハッピーエンドでキムさんもイタリアの感じ悪いニキもいたので、多分、丸く収めるために隠すところは隠したんでしょう。

そのおかげで死ぬほどつまらないドキュメンタリーになっていました。

余談

関連情報

参考サイト

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