ネタバレ無し感想
この映画は中国に興味がある人以外にはオススメしません。
特に中国の近代史に詳しくないと見所が映像美と2人の恋模様となってしまうため結構、退屈かもしれません。
本作はロマンス映画に見せかけた近代史映画といっても過言ではないほど、歴史に関する作品でした。
個人的には観たことないタイプの構成の作品で、物凄く興味深い作品です。
もう一度観たいし、今回、たまたまムビチケをいただくことができて普段の私なら絶対に見ないであろう作品に出会えて本当に嬉しいです。
しかし、ちょっといろいろ気になるところを調べてからまともにレビュー書くことにします。
基本情報
风流一代/Caught by the Tides
新世紀ロマンティクス
2024年 111分
キャッチコピー『記憶の、モンタージュ』
製作国 : 中国
日本公開 : 2025年5月9日
ジャンル:ドラマ / ロマンス
あらすじ
新たな世紀を迎え、漠然とした未来への期待に溢れていた2001年。三峡ダム建設により建物が解体され、長江で100万を超える住民たちが移住した2006年。目覚ましい経済発展を遂げ、地方都市も都会化したコロナ禍の2022年……。チャオは山西省・大同(ダートン)を出て戻らぬ恋人ビンを探して奉節(フォンジエ)を訪ね、ビンは仕事を求めて奉節からマカオに隣接する経済特区・珠海(チューハイ)を訪れる。時は流れ、ふたりはまた大同へ――。恋人たちの関係と比例するように、街は変化していく。21世紀を22年かけて旅するチャオはどこにたどり着くのか――。 仕事もなく、道路は舗装されておらず、北京との格差にあえいでいた街が、22年の時を経て、ビルが立ち並び、グローバル化され、若者たちは世界の都市と変わらぬ娯楽を享受するようになる。二つ折りの携帯電話はスマートフォンに、SF世界だったAIロボットはスーパーマーケットで接客をし、孤独な女性の話し相手に……。壊れゆくもの、消えゆくもの、再び構築されるもの。変貌し続ける街に飲み込まれながら、出会いと別れを繰り返す。時間は戻らない。だから、前へと進む。
※参照元:公式サイト
日本版 予告編
英語版 予告編
スタッフ
監督 : ジャ・ジャンクー
脚本 : ジャ・ジャンクー/ワン・ジアファン
製作 : キャスパー・リャン・ジアヤン/市山尚三
製作総指揮 : ジャ・ジャンクー/タン・ヤン/ドン・ピン/チュウ・ウェイチエ
音楽 : リン・チャン
配給 : 日本:ビターズ・エンド
キャスト
チャオ:チャオ・タオ
ビン:リー・チュウビン
チョウ:チョウ・ヨウ
パン:パン・ジアンリン
おせっかい情報
見る際の注意
中国に興味がない人は寝そう。 詩的表現が苦手な人も寝そう。
こんな人におすすめ
アート色が強い作品が好き。 中国の近代史に造詣が深い。
この作品が好きな人が好きそうな映画
- わからない
※完全な偏見です。
⚠️ネタバレ有レビュー⚠️
準備中
余談
先日、 コモレバ @comoleva10 様のムビチケ・プレゼント企画にて、 #新世紀ロマンティクス のムビチケ頂きました♥️
— あやちまる@怒りの映画垢 (@ayachimaru96) May 27, 2025
予告編、キャッチコピーからして私好み臭がぷんぷんしているのでとっても楽しみ😌♥️
コモレバの連載は『私を映画に連れてって』がおすすめ😌♥️https://t.co/FlONOoKhmD https://t.co/Ht6YeF2HpX
#新世紀ロマンティクス
— あやちまる@怒りの映画垢 (@ayachimaru96) May 29, 2025
あんたらには悪いけどあたいにはかなりハマったわよ。
なんなら配信に降りてきたら中国の年表と比較して調べながら、歌の歌詞にも思いを馳せながらもう1回観たいと思った。
なにこの映画。めっちゃ中国。めっちゃ芸術。
でも中国に関心がある人じゃないとワンチャン寝るかも pic.twitter.com/Q4vI74TiyW
#新世紀ロマンティクス
— あやちまる@怒りの映画垢 (@ayachimaru96) May 29, 2025
ハイクオリティな映像美と音楽に、ただ心を委ねてボンヤリと観るだけでも良いと思うし、中国の時代の変化と2人の関係をしっかり追いながら観ても楽しめると思う。
私は中国に数年住んでいたので終盤あたりのシーンは身近に感じれた。
ただ場所は全然わからんかった pic.twitter.com/BLrAIXGGcS
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