ヘッドレス (2015年) 86分【ネタバレ・考察】低クオリティな悪趣味映画だった。思いっきりネタバレ書きます。

ヘッドレス

ネタバレ無し感想

何というか、テリファーってすごく爽やかな作品だったんですね。 本作のおかげで気がつけました。

本作の内容は支離滅裂です。
警察は何しているんだとか、食事はどうしているんだとか、
20年は経っていそうなのに腐敗こそしているものの、なぜ皮膚が残っているのかとか、
もうそういうのはツッコミ始めたらキリがないのでやめておきましょう。
連続殺人鬼ファンタジーということでお願いします。

なぜ見てしまったのかわからない。
なんか見ないといけない気がしたので見ました。
体力めちゃくちゃ持っていかれた。

劇中劇のスピンオフ

本作はファウンドの劇中劇として登場し、ファンの要望で製作が決まったB級スプラッター/スラッシャー映画です。

ファウンド (2012年) 103分【感想・考察】少年は生首に思いを馳せ、現実を知る。あの頃抱いていた大人への不信感を思い出させてくれたB級低予算ゴア映画。

本作は暴力性にのみ力を注いでいる印象です。
お飾り程度にあるドラマパートはマジでしょうもない。

私は俳優の演技が下手くそだった場合、勝手に補正して観てしまうのでよっぽど下手くそじゃない限りあんまり気にならないのですが、本作はダメでした。
ファウンドでもそうでしたが、本作も役者の演技の下手さが目につきます。

ざっくり本編のネタバレも書き残しておきます。
英語だったので内容間違ってたらすみません。

爆笑のメイキング

殺人鬼役の俳優が撮影中に吐いています。
俳優が悪夢のようだったとコメントしています。
くっそわろた。

基本情報

Headless
ヘッドレス
2015年 86分

ヘッドレス

https://glitternight.com/2015/06/28/headless-2015-the-cult-film-of-the-year/

キャッチコピー(英語)『UNEARTHED. UNCENSORED. UNLEASHED!
The most shocking film you’ve never seen.』
制作国 : アメリカ
アメリカ:2015年2月14日
レイティング : R18+
ジャンル:ホラー / バイオレンス / ボディホラー / B級ホラー / スプラッター / スラッシャー

あらすじ

「1978年の失われたスラッシャー映画」ヘッドレス。マスクをかぶった殺人者が容赦なく殺人、人食い、屍姦を繰り返す。しかし、彼の苦悩に満ちた過去が再び彼を悩ませ、彼はさらに狂気と堕落の深みへと落ちていき、若い女性と彼女の大切な人々の命を奪っていく。

※参照元:Wikipedia


英語版 予告編

スタッフ

監督 : アーサー・カリファー
脚本 : ネイサン・エルデル
製作 : スコット・シャーマー/カーラ・エイデル
音楽 : マジック・ジョンソン/ジェームズ・ナッシュ/アーサー・カリファー
配給 : Slaughter MovieHouse

キャスト

殺人鬼:シェイン・ビーズリー
骸骨のマスクの少年・幼い頃の殺人鬼:カデン・ミラー
ティーンエイジャーの頃の殺人鬼:マット・キーリー
殺人鬼の母親:エミリー・ソルト・マギー
殺人鬼の姉:ジェシカ・シュレーダー
殺人鬼の姉(ティーンエイジャー):ジェシカ・シュローダー
殺人鬼の姉(子供の頃):オリビア・アーノルドジェス・ハーディ:ケルシー・カーライル
ベッツィー・コード:エリー・チャーチ
ピート・クリスティー:デイブ・パーカー
ヒッチハイカー:ジェニファー・リー
スリック・ヴィック(上司):ブライアン・K・ウィリアムズ
ベッツィー・コード(ジェスの同僚):エリー・チャーチ
パンクな女:ヘイリー・マディソン

おせっかい情報

見る際の注意

子供がひどい目に遭います。
偽物感満載ですが、かなりショッキングなシーンがあります。
かなり気持ちが悪いシーンもあります。

こんな人におすすめ

具合が悪くなる作品が好き。
B級グロ・ゴアがマックスな映画が好き。

この作品が好きな人が好きそうな映画

※完全な偏見です。


 

ファウンド

ファウンド DVD

⚠️ネタバレ有レビュー⚠️

ただグロいだけ。でもそんなにクオリティの高い映像ではない。
設定など一応あるみたいだけど、劇中に出てくる生首と同様に雑です。
ひたすらに雑で低予算。
カロリーは高いのに栄養素がほとんどない食べ物、”エンプティカロリー”の映画版です。
血はやたらと出てくるけど内容はない映画です。

序盤のシーンによると殺人鬼の父親は薬物中毒者の狼男で、
母親のお腹をぶち破って出てきたみたいですね。
生まれた日に両親が死んでいます。
ただ、この狼男とのハーフという設定は全然このあとの展開と関係ありません。

序盤のナレーションで『呪い』という文言があったのと、骸骨マスク少年の指示には逆らえないっぽいので、
悪魔に呪われているみたいです。多分。
そこまでちゃんと作り込まれているかというと不明です。

ウサギの目玉を食べてから骸骨マスクの少年が登場したので、獣になった証として呪いが始まったんでしょうか。
骸骨マスクの少年から殺人の指示を受け、目玉を食べるとマネキン女とせっくすをする幻覚を見ています。
それか彼のイマジナリーフレンドかもしれません。
いずれにしても、他人には見えていないようですし、言葉を一切発しません。

内容としては同じ展開の繰り返しなのでそんなに面白くはないです。
眠っている時の悪夢、殺人によってエクスタシーを得る、射精すると過去のトラウマがフラッシュバック、
そしてまた殺人をする、これの繰り返しです。

殺人方法に関しては一辺倒。
グロ描写についてはマネキン感満載です。シリコン感が半端ないというか。

一応、ヒロインみたいな女の子が出てくるのですが、彼女のドラマパートはマジで退屈です。
ヒモでずっとマリファナ吸ってるバンドマンの彼氏の悪口を同僚に言っているか、彼氏と喧嘩しているかで正直いらないです。
殺人鬼と何の関係もないです。

B級低予算のグロゴア気持ち悪い悪趣味映画なのでオススメはしません。

低クオリティな悪趣味映画だった。
ほんとただそれだけの作品でした。

ここから本編の流れを見たままメモ

殺人鬼の出生

薬物を売っているらしい男とそれを注意する女のカップルの映像が流れつつ、ナレーションが入りながら物語は進みます。
『ドラッグと暴力の世界に引き摺り込まれる。妊娠、依存、呪い。
彼らは忘却の彼方に向かうしかない。』

助手席に座っている女が半狂乱で運転席に座っている化け物を撃ち殺す。
直後に月の映像が映し出されたので、狼男なのか。
ナレーションでは『夜になると野獣は立ち上がる』とのこと。

どうやらさっき薬物を打っていた男は、満月の夜に狼男に変身したらしい。
女はそれに驚いてなのか、すぐ撃ち殺した様子。狼男が女を襲おうとした描写はなかったです。

すると、女のお腹の中で赤ん坊が大暴れ。
それをみて母親は発狂。赤子は満月に反応して腹をぶち破って産まれてきた様子。
それを保安官が発見したところで『狼の子』とナレーションで3回繰り返されます。

前作の犠牲者

ナタとボーリングバッグを持った男が、工場跡地に立っている映像を背景に行方不明者に関するニュースの音声が流れる。
どうやら前作『ファウンド』での被害者は2人とも10代の若者だったそう。
ここからニュース音声と『ファウンド』で使われた映像が流れ、『悪魔のいけにえ』っぽい質感の映像とスタッフロールと音楽が流れる。

殺人鬼の住処

殺人鬼は廃墟に入っていく。
至る所に血飛沫があり、2階に上がると、ダイニングテーブルと、
成人男性が入れるくらいの檻が置いてある。

殺人鬼が檻の中に入って寝ると、悪夢を見る。

それはかなり混濁とした夢で、
殺人鬼とマネキンのような顔のない女性がセックスをしているような映像と
『私と遊びましょう可愛い弟ちゃん。』『あんたは病気よ』という女性の声がごちゃ混ぜになっている。

悪夢で目が覚めた殺人鬼は部屋のドアに目をやった。
すると、部屋の外に立っている骸骨のマスクをかぶった上裸の少年が外を指差している。
殺人鬼は仮面とナタを手にとって外に出た。

殺人鬼は骸骨マスクの少年と車でどこかへ向かっていった。

パンク女

クラブから1人で出てきた女。
道に迷ったのか、行き先がないのか、タバコを吸いながら路地を千鳥足で歩いている。
子猫の鳴き声が聞こえる。パンク女は子猫の声を頼りに路地を深く入っていく。
殺人鬼が身を潜めていて女を誘拐した。

女が目を覚ますと、廃墟らしきところで両腕を天井に縛られていた。
骸骨マスクの少年も近くでそれを見ている。

殺人鬼は女が着ていたタンクトップをナタで切り裂き、靴を脱がせ、ナタを女性器に刺してピストン運動を始める。
股から血が滴っている。
乳房を切り取り、切り取った後の局部に顔を押し付ける。(ファウンドでもあったシーン)

殺人鬼は女を縛っていたロープを切り、女は地面に倒れ込んだ。
すると殺人鬼はナタで女の両太ももを切断する。
そして切った足を女に見せつけ、最後に首を切断した。
首がころんと落ちる。

骸骨マスクの少年に生首を見せると、子供はよくやったと言わんばかりに首を縦に振る。
殺人鬼は生首はバッグにしまう。殺人鬼は切り取った足も持って帰ろうとするが、子供にやめろとジェスチャーで指示を受ける。

持ち帰った生首

廃墟に戻った殺人鬼はダイニングテーブルにカバンを置き、生首を取り出す。
愛おしそうにめでたあと、スプーンで目玉を取り出して食べた。
すると殺人鬼は幻覚をを見始める。
目の前に女マネキンが座っており、もう一つの目玉を食べると、マネキンとノーマルセックスをする幻覚を見る。
興奮してきたのか、殺人鬼はパンク女の生首に挿入。挿入しながら目に親指を入れている。
妄想の中ではマネキンの女とセックスをしている。現実では生首の喉に挿入している。

射精した後は、ダイニングテーブルの後ろにある生首コレクションの棚に置いた。
すでに腐敗している生首がいくつかある。
そしてマスクを脱ぎ、檻の中に入って眠りについた。

過去のトラウマ

再び夢のシーンが始まる。

幼い頃の殺人鬼が姉の人形で遊んでいると、継母に『なぜケージから出たのか』と言われる。
『あんたみたいな獣はケージの中に入っていろ。これがお前の家だ』と暴言を吐かれ、殺人鬼は悪夢から目覚めた。

すると、いつもの3点セット(ナタ、マスク、ボーリングバッグ)を持って車に乗りこむ。
助手席を見ると骸骨マスクの少年が座っている。
男は突然、発狂し始める。次の殺人を行わなくてはいけないらしい。

ウエイターのジェス

シーンは変わってスケートレストラン。
ジェスという女が遅刻をしてしまったらしく、上司からセクハラまがいの嫌味を言われている。

ジェスは同僚に同棲中のヒモ彼氏の愚痴をこぼす。
彼氏のピートは仕事をしてくれないらしい。
理由は彼が所属するバンドの創作活動に時間を費やしているから。
同僚の女は呆れている『もっとあんたに見合う男がいるよ』と言うが、ジェスは自分から愚痴り始めたくせに彼氏の肩を持ち始める。

ジェスは仕事を終え、帰ろうと車に乗ったら怪しい車を見つけた。話しかけてみたが返答がない。
まあ良いかと車を走らせたところ、怪しげな車が後ろをついてきている。
ジェスは追ってくる車に暴言を吐いた。気がついたらその車は消えていた。

ヒッチハイカーの女

ジェスを追っていた怪しげな車にはもちろん殺人鬼が乗っている。
しかし、助手席に乗っている骸骨マスクの少年がヒッチハイクの女を指差したため、ターゲットをジェスからヒッチハイカーに変えたらしい。

殺人鬼はヒッチハイカーを車に乗せた。
女はずっと世間話をしているが、殺人鬼は一言も返事をしない。
女は『あなたってロックが好きそうよね』と言いながらマリファナを吸い始めた。
それからもずっと世間話を続けるが、殺人鬼は一切リアクションすらとらない。

『あなたって変なやつね』
とヒッチハイカーが言った瞬間、殺人鬼は女をボンネットに叩きつけた。

女は気絶。
殺人鬼が女の足を持って引き摺りながら運んでいたら、女の意識が戻り、走って逃げられた。
笑いながら女を追う殺人鬼。
女は窪んだ洞窟のような場所に辿り着き、そこはまるで地獄絵図のような死体の山があった。
殺人鬼が追いつき、死体の山に女を突き落とした。
ほぼ女の死体の山だが、男や妊婦の死体もある。

そこでヒッチハイカーの女をナタで刺した瞬間、マネキン女との性行為が脳裏に浮かぶ。
死体の山の中でまた生首オナニーをし、果てた後、朦朧とした意識の中で殺人鬼の記憶が蘇る。

過去のトラウマ

子供の頃の殺人鬼はずっと檻の中に閉じ込められている。

継母が言う、
『あんたの世話をしないといけないなんて。
あんたみたいな不潔で汚い獣を1人で世話する羽目になるとは思っていなかったわ。
なんでかわかる?父親はあんたみたいな汚い獣なんて息子としていらなかったのよ。あんたのせいで父親は出て行ったのよ。』

すると姉が捕まえたウサギを持ってきた。
母親が目の前のダイニングテーブルでうさぎの生首を切断する。
姉はそれをみて喜んでいる。(サイコ的な興奮の笑を浮かべている。)

母は『あんたにはこれだけよ』と言う。
姉は『さあ、ご飯よ』といい、檻の天井からうさぎの生首の切断面からしたたる血を弟の顔面に浴びせる。
弟はその血を口を開けて飲もうとする。
すると姉は『反抗的ね』といい、生首を檻の中にある餌皿に落とす。
少年はそれを手に取り、切断面を舐めた後、目玉を食べた。

すると外には骸骨のお面を被って四足歩行する少年がこっちに向かってきた。四足歩行で家に入ってきた。

悪夢から目が覚めた殺人鬼。
死体の山で被っていたマスクを外し、マスクを見つめ泣き喚く。

ジェスのシーン

ピートは午後4時に起きてマリファナ吸っている。ジェスに仕事をしない御託を散々並べた後、10ドルくれないかという。
ジェスはカウンターに10ドルを置いた。
するとピートが『俺のチンコに満足したチップだな』的なことをいうと、ジェスは怒りながら10ドルを回収して出勤した。

出勤したジェスは同僚に彼氏の愚痴を話す。
内容は序盤のシーンの繰り返し。
ジェスがひたすら彼氏の愚痴を言う、同僚は別れろという、ジェスはでも彼に変わってほしいとかいって別れるつもりがない。

殺人鬼の悪夢

死体の山から廃墟に戻った殺人鬼は珍しくマットレスに横たわり仰向けで寝始めた。
また悪夢を見る。

ハイティーンくらい頃の記憶らしい。殺人鬼はまだ檻の中にいる。
姉が檻の周りをウロウロしながら『かわいそうに〜喉が渇いて水が欲しいのね〜』という。
殺人鬼が水が欲しいという素ぶりを見せると、姉は檻に登って上からおしっこをかけながら『飲みなさい弟ちゃん』と言う。
弟は最初は嫌悪感を示したものの、何も言わずに尿を飲む。

すると殺人鬼は発狂しながら目を覚ます。
ドアの方を見ると骸骨マスク少年が立っている。
外を指を刺して””また殺せ””と言わんばかりに口を鳴らす。

同僚女

同僚の女は上司と肉体関係があるらしい。
2人がカウンターでコカイン立ちバックセックスをしていると、ドアをノックする音が響き渡る。

様子を見にいった上司の悲鳴が聞こえる。
叫び声を聞いた同僚はスケートを履いた状態で上司を探す。
すると、音響&ライトアップのシステムが作動。
上司の死体を発見し、発狂して逃げるが走ってきた殺人鬼にあっという間に追いつかれ、刺される。

殺人鬼は生きたまま目玉を取り出し食べた。
同僚は自分の片方の目玉が喰われている様を見ている。
その後首を切り取られた。
生首を嬉しそうに抱きしめる。
すると殺人鬼の過去の映像が流れる。

姉と継母

檻の中の少年はテーブルに腰掛けている姉を見ている。
姉はそれに気がついており、わざと胸元が見えるように檻の鍵をあけた。
『お姉ちゃんと遊びましょう』と言って家の外に出ていく。
殺人鬼はそれを追いかけて外に出る。

すると何があったのかはわからないが姉を殺したらしい。
殺人鬼はスプーンで目玉取り出して食べている。

後ろから母親が近づいてきた。
母親は発狂する暇もなく、ナタで腹を刺された。
殺人鬼はナタについた血を見てうっとりしている。

次のターゲット

殺人鬼は生首を抱えたまま目が覚めた。
同僚の生首をボーリングバッグに入れて車に戻ろうと歩き出す。
すると、骸骨マスク少年が壁に貼ってあったジェスの写真を指差した。

ジェスのドラマパート

バンドマンたちとジェスがなんか話してる。
またピートもジェスが喧嘩する。
ピートは外で一服するといってマリファナを吸い始め、ジェスは家に帰って湯船に浸かる。

すると殺人鬼がピートを殴って気絶させる。
物音を聞いたジェスはピートを探し始める。
すると殺人鬼はジェスを殴って気絶させた。

ピート

ジェスが目を覚ますと、殺人鬼のダイニングテーブルに座らされている。
目の前には同僚の死体。
目の前の壁にはピートが全裸で縛られてぶら下がっている。

すると殺人鬼はピートの心臓あたりに切り込みを入れ、したたる血を舐めた。
ジェスにナタを持たせ、瀕死のピートを切らせる。

そしたら殺人鬼はピートのチンコを切り落とし、縛っていた縄を切った。横たわるピート。

殺人鬼はジェスにピートを殺させようとする。
『何がしたいのよ!』と抵抗しながら言うジェスに対し、瀕死のピートが答える。
『ジェス、君に俺を殺させたいんだ。愛してるよジェス』という。
『ごめんなさい!』といいながらジェスはピートを殺させられる。何度も刺している。
殺人鬼が手を離した後もジェスはピートを滅多刺しにする。

殺人鬼は死んだ継母の顔を舐めまわしたのを思い出した。

そして、殺人鬼はゆっくりと後退りをし、ジェスから距離をとり、出口を指差した。
ジェスが部屋を出ようとしたら殺人鬼はジェスを捕まえた。

ジェスをダイニングテーブルに座らせ、首を切り落とした。
首から吹き出る血を浴びている。

母親を殺したときも血を浴び、生首オナニーをした記憶が蘇る。

最後

殺人鬼はダイニングテーブルの後ろにある生首が並んでいる棚から、二つの生首を取り出した。
母親と姉の腐敗した生首のようだ。
同僚の体に姉の生首を乗せた。ジェスの体に母親の生首を乗せた。

骸骨マスクの少年が鏡を指差す。殺人鬼は鏡で自分の姿を見る。
過去の野獣のような自分と、マスクを被った自分と重なる。
殺人鬼は頭を抱えながら叫び、マスクを剥ぎ、
さらに自分の顔の皮を剥いた。

殺人鬼は地獄の食卓に座る。
姉と母親の生首がこちらを向く。
殺人鬼は何かに受け入れられてたようだ。

殺人鬼は立ち上がり、檻へと向かう。
檻の中へ入っていき、薄い布団を抱える
骸骨マスクの少年に檻の鍵を閉められる。

骸骨マスクの少年がダイニングテーブルの上にあったグラスをとり、王のように椅子に座る。

映画はここで終わり。

参考情報

コメント

タイトルとURLをコピーしました